下山隧道01
下山隧道 佐川側坑口

高知県高岡郡佐川町内の県道297号・岩目地佐川停車場線には土讃線の築堤を潜るアンダーパス的な下山隧道があります。
構造的には前回紹介した田井橋梁と同じく鉄道橋に属するような気もするけど、こちらは隧道リストにも掲載されているれっきとした隧道の扱いです。隧道リストに記載されている下山隧道の竣工年は、土讃線の須崎駅~日下駅間の開業年と同じ大正13(1924)年となっていました。しかし大正隧道ならもう少し坑門に飾り気があっても良いのにな。


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田井橋梁01
田井橋梁 東側坑門

明治43(1910)年に岡山~宇野間が開業した宇野線は、備前田井駅から児島トンネルにかけて盛土による築堤が多用されたため、元々この地を通っていた道路との交差部には開渠を設ける必要があり、国道30号(現在の県道22号・倉敷玉野線)との交差部には大きな迫石が特徴の田井橋梁が建設されました。昭和43(1968)年に西谷ループ橋が開通し、田井橋梁を潜る道は国道30号からは外れましたが、築100年以上が経過した現在も往時の姿を保っています。

【田井橋梁】
明治43(1910)年開業
石拱渠
近代土木遺産Cランク


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渋谷道玄坂トンネル01
渋谷道玄坂トンネル 神泉側坑口

渋谷駅の西側は開発によって本来の地形が分かりにくくなっていますが、道玄坂をはじめとする丘陵地帯であるため西隣の神泉駅も二つのトンネル(神泉トンネルと渋谷道玄坂トンネル)に挟まれた構造です。このうち渋谷側のトンネルは「渋谷道玄坂トンネル」と言い、神泉側のみ近代土木遺産に指定されています(渋谷側は昭和後期に改築済)。

【渋谷道玄坂トンネル】
昭和8(1933)年開業
コンクリートトンネル(単線並列)
延長約320m
近代土木遺産Cランク


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正ちゃん01
ネギチャーシュー(1,000円)+大盛(200円)+味玉(100円)

今日のラーメン会は久しぶりに尾道ラーメンが食べたくなってググってみると、町田市鶴川に「正ちゃん」という都内では数少ない尾道ラーメンの店がある事が判明。
正直なところ尾道ラーメンにしては背脂が少なめで、やや物足りなさを感じたものの、あっさりとした味わいは八王子ラーメンのような上品さがあって美味かったですよ。


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笹子駅01
改良前の笹子駅入口交差点
(平成24年12月9日撮影)

富士急ハイランドへ行く途中に笹子駅(山梨県大月市)に寄ってみると、5年前に来た時には工事中だった駅前道路(県道504号・笹子停車場線)の改良が完成してました。改良前の笹子停車場線は道幅が狭かった上に、終点部分が角度のきつい鋭角交差点(笹子駅入口交差点)になっていたため、特に勝沼方面からの出入りが難しい構造でした。改良後は全区間(100mにも満たないが)が2車線になり、笹子駅入口交差点も直角に改められています。


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相模湖駅01
中央線與瀬駅
(戦前絵葉書より)

與瀬駅(与瀬駅)とは現在の相模湖駅(神奈川県相模原市)の旧名で、中央本線が八王子から上野原まで延伸した明治34(1901)年に開業しました。駅が所在する与瀬町が昭和30(1955)年に近隣の小原町、千木良村、内郷村と合併して相模湖町となった事に伴い、翌31(1956)年に新町名に合わせて相模湖駅に改称しています。
相模湖駅のホームは下り列車の有名撮影地のため私も何度か訪れており、絵葉書に写っている木造駅舎が現存していないのは承知していましたが、去年の年末から運行が始まったE353系スーパーあずさの撮影がてら再訪する事にしました。


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たちばな家01
ちゃーしゅーわんたんめん(1,130円)+大盛(150円)

相模湖駅からの帰りは県道33号で上野原から檜原村に下って、以前から気になっていた村役場近くの「たちばな家」で昼食としました。この店は手打ちの麺をしようしたラーメンが有名な他、丼物や川魚の定食なども扱っています。ラーメンは平打ちの麺に檜原名物の「のらぼう菜」(アブラナ科の野菜)が乗っているのが特徴です。なお、店名には「家」が付いているけど、当然ながら家系ラーメンではありません。


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鈴木弁当店01
醤油めし(左)と汽車弁当(右)
(平成20年3月9日撮影)

今日、Yahoo!のニュースを見ていると「松山駅から駅弁消える」という見出しを発見。松山駅ってあの松山駅?と気になって記事を開いてみると、やはり我が地元の松山駅の話でした。
確かに松山市では明治時代から現在に至るまで伊予鉄の松山市駅が中心駅として不動の地位を築いており、長距離の都市間輸送を専門にしている感があるJR松山駅の利用客は多くありませんが、50万都市の市名を冠したJR駅に駅弁もないようではちょっと恥ずかしい気がします。また、車内で食事を摂らざるを得ない場合が多い都市間輸送がメインなだけに、駅弁がないのは集客にもマイナス要因になってしまうのではないでしょうか。

駅弁「醤油めし」の製造元(有)鈴木弁当店が弁護士一任、松山駅から駅弁消える

(有)鈴木弁当店は4月2日までに事業を停止し、事後処理を菊池潤弁護士に一任した。
負債は現在調査中。
明治3年創業の料亭を前身とする老舗弁当製造業者。昭和13年から国鉄(当時)松山駅構内で駅弁の販売し、35年に発売した「醤油めし」は、同駅を利用する旅行客などに長年にわたって親しまれていた。また、幕の内弁当、鯛めしをはじめ数々の商品を製造し、松山へ寄港する船内の売店や自社店舗でも販売していた。
(中略)
これによりJR松山駅の駅弁はなくなることとなる。


東京商工リサーチ 平成30年4月4日(水)配信記事より


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豆苗01
豆苗
(平成30年3月24日撮影)

春休みの初めに長女がモヤシのような豆苗の苗を持って帰ってきました。これがまた花や野菜でなく手間がかからず成長も早い豆苗というところが実に長女らしい。そう言えば私も30年以上も前の幼稚園児の頃、豆苗と似たようなカイワレダイコンを家の中で栽培した事があり、これが中二女子(もうすぐ中三)のやる事なのかと呆れます。


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本村隧道01
本村隧道 南側坑門

明治31(1908)年に淀橋浄水場が完成した事に伴い、和泉~淀橋浄水場間に玉川上水の新水路が開通。新水路は高さを一定に保つ必要がある事から、標高の低い場所には盛土をしたため天井川のような様相を呈しており、道路と交差する部分のうち3ヶ所には天井川と同じくトンネルが建設されました。この3つのトンネルの中で最も東側にあったのが、ギリシャ神殿のようなピラスターを持つ本村隧道(第三隧道)です。
本村隧道の竣工は大正9(1920)年と言われ、新水道の開通から12年も経っている訳ですが、現在の隧道が開通する以前の交通形態(隧道or橋)については調査不足のため分かりません。

【本村隧道】
大正9(1920)年竣工
RC拱渠
延長27m、幅員-m、制限高3.5m
近代土木遺産Bランク


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