旭隧道10
洞内(西口付近の巻き立て部)

驚いた事に春の再訪時には西口カーブを曲がると、夏場には見えなかった約750m先の出口の光が見えていました。てっきり洞内には細かい屈曲や高低差があって、かなり進まないと出口の光は見えないものと思ってましたが、西口のカーブを除くと一直線だったようです。前回は「並の廃隧道よりも入洞が躊躇われた…」などと書いたけど、出口が見えている状態ならハードルがかなり下がったのを実感しました。


旭隧道11
洞内(素掘り区間の始まり)

50mほど進むと巻き立ては終わり素掘り区間が始まります。洞内の路面は終始未舗装の上に標高の低い吉野屋側に集落に向けて常時湧水が流れている為、水の通り道が洗掘されていて路面状態は不安定です。


旭隧道12
夏場の洞内の様子
(上の写真とほぼ同位置)

前回述べた通り夏場は靄が大発生しているので、視界が悪くて不気味なばかりかフラッシュ撮影もままならない状態でした。写真撮影を伴う取材で訪れるのであれば春先の晴れた日をお薦めします。


旭隧道13
西口から約200m地点の洞内

相変わらず路面の状態は悪いですが、軽四には十分な断面幅が確保されているのでどんどん進んで行きます。今年春の訪問では車で通り抜けてみたいと思い、三条市内でわざわざレンタカー(下の写真)を借りて来ました。


旭隧道14
旭隧道を通過中のワゴンR



旭隧道15
中間地点付近

ここまでは順調に車を進めてきたものの中間辺り(約300m地点)から断面が一回り小さくなります。一般的な隧道ならともかく、ただでさえ狭い隧道がより狭くなるのだから事態は深刻です。


旭隧道16
旭隧道の最狭区間

軽四なら余裕で通り抜けられるという話を聞いているので大丈夫なんでしょうが、妻子の懇願により上記写真の地点でリタイヤする事にしました。建前上は通行禁止になっている隧道でレンタカーにキズでも付けたらバツが悪いですしね。後続車が来てしまうと進まざるを得なくなるので速やかにバック開始。


旭隧道17
旭隧道を通過中の軽トラ

対向車と言えばこの隧道は結構交通量があって2度の訪問とも軽トラ(1回目2台、2回目1台)に遭遇しています。いずれの運転手も山仕事への往来で、わざわざ停車して隧道の話なんかを聞かせてくれました(ネットに公開されている以上の情報はありませんが…)。


旭隧道18
西口から約400m地点の洞内

という訳でここからは夏に徒歩で通り抜けた時の写真を使用します。フラッシュ不可なので見にくいですが、約50mほどの素掘り最狭区間を抜けると洞内の広さは元通りになり、最狭区間との境目からはコンクリートが巻き立てられています。


旭隧道19
西口から約500m地点の洞内

素掘りとコンクリ巻きを何度か繰り返して入口から500mほどの地点まで来ると、ようやく靄の中にうっすらと出口の光が見えてきました。現役の隧道でここまでの安堵を覚えたのは初めてです。


旭隧道20
洞内から出口(東口)を見る



旭隧道22
旭隧道 東側坑口

西口と比べるとシンプルな造りの東側の坑門(西側も決して華美ではないが)。「狭くて不気味」という他には特にコメントが見つかりません。


旭隧道21
隧道前広場

こちら側も隧道前が広場になっています。この先の車道は廃道状態になっていて通り抜けは出来ないって話なんで、もし車で隧道を通り抜けられたとしてもここで引き返しておいた方が良いでしょう。


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