北伊予駅01
北伊予駅から松山方面を見る
(平成29年5月7日撮影)

久しぶりに北伊予駅(愛媛県伊予郡松前町)を訪ねてみると、2番ホームの西側(写真左側)に新たな線路(3番線?)が敷かれていました。これは伊予市上三谷に建設中の車両基地、貨物駅及び旅客用新駅と当駅が近接している事から、車両基地完成後に増加するであろう列車交換に備えた設備だと考えられます。


北伊予駅02
北伊予駅から松山方面を見る
(平成20年9月6日撮影)

昭和50(1975)年に撮影された空中写真を見てみると、2番線の西隣には既にレール(3番線?)が敷かれているのが確認できました。つまり今回の3番線敷設は新設ではなく、廃止からの復活と言った方が正確なのでしょう。


北伊予駅03

大正時代に定められた「愛媛県松山附近ヨリ高知県越知ヲ経テ佐川ニ至ル鉄道」 (予土線)は予讃線・北伊予駅付近から分岐し、土讃線・西佐川駅(高知県高岡郡佐川町)に接続する計画でしたが、具体化には至らず国鉄バスとして松山高知線の開設に留まりました。昭和49(1974)年に全通した予土線は、上記の計画とは全く関係がない宇和島駅と窪川駅を結んでいるものです。
もし幻の予土線計画が実現していれば、北伊予駅は二大幹線の乗換駅として、多度津駅ぐらいには栄えていたかもしれません。





北伊予駅04
北伊予駅から伊予市方面を見る
(平成29年5月7日撮影)



北伊予駅05
北伊予駅から伊予市方面を見る
(平成20年9月6日撮影)





北伊予駅06
2番ホームから伊予市方面を見る
(平成29年5月7日撮影)

なお、現状では3番線はレールは敷かれているものの、車止めによって本線とは接続していません。今後2番ホームの改修を経て車両基地、貨物駅の開業と共に開通させるのでしょう。


北伊予駅07
1番線を発車する伊予大洲行き普通列車



北伊予駅08
北伊予駅駅舎

ちなみに駅名の「北伊予」とは伊予の北という意味ではなく、開業時(昭和5年)の自治体名「伊予郡北伊予村」(昭和30年に松前町の一部となる)から取ったものです。当駅は旧北伊予村の中心部に近く、予讃線の無人駅の中では利用客が多い部類に入ります。





北伊予駅10
車両基地への分岐器

平成27(2015)年度に開業が予定されていると言われていた伊予市上三谷の新駅について、平成29(2017)年に入っても開業したという話を聞かないと思っていたら、いつの間にか開業予定が平成31(2019)年まで先送りされていたようです。それでも2年前と比べると周辺の工事は少しずつ進捗していて、上野鶴吉跨線橋付近には車両基地への分岐器が設置されていました。


北伊予駅09
【11:10】 上野鶴吉跨線橋を通過する宇和海10号



北伊予駅11
新駅予定地と建設中の車両基地、貨物駅
(平成29年5月7日撮影)

車両基地と貨物駅は計画では本線に並行する6.3haの広大な用地に、車両基地13線、貨物駅2線の計15線もの線路が敷設されるそうです。旅客用の新駅もこの写真の範囲内に建設されるはずですが、今のところ影も形もありません。




北伊予駅13
建設中の上三谷立体
(平成29年5月7日撮影)

新駅へのアクセス道路の一つとして建設中だった県道219号・砥部伊予松山線の新道は、2年前と比べると上三谷立体付近の約100mだけ延伸開通してました。


北伊予駅12
建設中の上三谷立体
(平成27年3月8日撮影)



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