臼杵隧道01
臼杵隧道 高知側坑口

久しぶりに旧国道195号の臼杵隧道(高知県香美市)を通り掛かると、封鎖方法が壁+扉から金網に変更されていて洞内の様子が窺がえるようになってました。

【臼杵隧道】
昭和27(1952)年竣工
延長170.0m、幅員4.6m、高さ4.6m(制限高4.0m)
昭和62(1987)年廃止





臼杵隧道03
臼杵隧道 高知側坑口
(平成18年5月4日撮影)

廃止後の臼杵隧道は農業用倉庫として転用され、出荷時には坑口前にコンテナが積まれている事もありました。しかしながら平成20(2008)年頃から倉庫としての役目も終えたらしく封鎖壁に綻びが見え始め、平成25(2013)年にはリンク先の九朗さんが洞内に軽トラを乗り入れたりしています。


臼杵隧道02
臼杵隧道 高知側坑口
(平成29年5月5日撮影)






臼杵隧道04
高知側の扁額
苔生しているが辛うじて「臼」の文字が読み取れる



臼杵隧道05
洞内の様子

洞内には倉庫時代のコンテナやプレハブの残骸が放置されたままになっていました。金網を設置する際に片付けてくれたら良かったのに。なお、洞内での離合は普通車対大型車が限界だったらしく、20年ぐらい前までは坑門に設置された「トンネル内 大型車と大型車は対向できない!」という内容の看板が残っていました。





臼杵隧道07
高知側の新旧坑門
(平成14年9月16日撮影)

新旧の坑門が並ぶ形の高知側は、旧道の道筋がバス停(臼杵隧道口)兼駐車スペースとして活用されています。かつては旧隧道の入口に美味いおでんを売っている商店が営業してましたが、残念ながら平成14年から15年の間に廃業してしまい現在では跡形もありません。


臼杵隧道06
高知側の新旧坑門
(平成29年5月5日撮影)



臼杵隧道08
旧道上に残っている追越禁止のセンターライン





臼杵隧道09
臼杵隧道 徳島側坑口

徳島側の坑口は新トンネルより、やや奥まった所に口を開けていました。明かり区間として残った旧隧道へ取付道路の分だけ新旧トンネル延長の差(新トンネル:L=245m、旧隧道:L=170m)として表れています。





臼杵隧道11
廃車が積まれた徳島側の旧道
(平成14年9月16日撮影)

徳島側に残った約100mの旧道上には平成10(1998)年頃から14年にかけて大量の廃車が不法に投棄されていましたが、旧物部村による警告の成果か平成15(2003)年までには全ての廃車が姿を消し旧道は静穏を取り戻しました。


臼杵隧道10
徳島側の旧道
(平成29年5月5日撮影)





臼杵隧道12
臼杵隧道 徳島側坑口



臼杵隧道13
打ち捨てられている「制限高4.0m」の標識





臼杵隧道15
臼杵隧道 徳島側坑口
(平成18年5月4日撮影)

徳島側の坑口は現道から離れている分だけ高知側よりも現道時代の面影を色濃く残していました。現在では高知側と同様に金網によって封鎖されています。


臼杵隧道14
臼杵隧道 徳島側坑口
(平成29年5月5日撮影)



臼杵隧道16
徳島側の扁額
「臼杵隧道 昭和二十七年三月竣工」





臼杵隧道24
大栃橋

臼杵隧道の東側。長瀬ダムの湖上に架かっている大栃橋(昭和30年竣工)では新橋の架設工事が始まっていました。新大栃橋の開通は平成30年代中頃の予定であるとの事です。


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