旧二条駅舎01
旧二条駅舎

東山のトンネル(東山トンネル花山洞)を訪問した後は、残された僅かな滞在時間(1時間弱)を活用すべくタクシーを拾って京都鉄道博物館(京都市下京区)に移築保存されている旧二条駅舎を見に行く事にしました。
二条駅(京都市中京区)は山陰本線では京都駅から数えて二つめの駅で、明治30(1897)年に京都鉄道株式会社によって開業しました。今回のタイトルとしている二条駅の旧駅舎は、開業から7年後の明治37(1904)年に同社の本社社屋兼駅舎として完成したものが、平成8(1996)年の山陰本線高架化(二条駅~花園駅間)によって現在地に移設されたものです。旧駅舎の由来については京都鉄道博物館の案内板が詳しいので以下に転載しときます。

旧二条駅舎

旧二条駅舎は、京都鉄道株式会社の本社社屋兼駅舎として明治37年(1904)に建てられた。京都鉄道は明治40年に国鉄に吸収され、以後国鉄、次いでJR西日本の駅舎として利用された。
建物は本屋の両端に翼を張り出した左右対称の平面で、その正面と背面に庇をもうけ、正面中央に車寄をもうけている。本屋の中央部分を入母屋造の2階建とし、棟の両端に鴟尾をのせる。両翼は入母屋造、正面中央の車寄は切妻造となっている。全体的には伝統的な和風の意匠を基調とするが、待合所の丸柱の柱頭飾りや上げ下げ式の窓などに洋風の意匠が取り入れられている。また構造的には小屋組にトラスを組む洋風の技術が採用されている。
当所の本屋の1階は中央に広く待合所をとり、手荷物取扱所・改集札係室などを配していた。2階は事務室にあてられていた。また正面向って右側の翼には一二等待合室と特等待合室が廊下を挟んで並び、反対側の翼には貨物係室・駅長室などが置かれていた。
旧二条駅舎は、京都の近代化を体現する建築遺構であるだけでなく、明治期に建築された本格的な和風駅舎としては現存する唯一のものであり、平成8年4月1日、京都市指定有形文化財に指定された。


【旧二条駅舎】
明治37(1904)年竣工
平成8(1996)年移設
木建造物(入母屋屋根、中央部2階建)
近代土木遺産Aランク
地図

旧二条駅舎02
梅小路蒸気機関車館
フォトライブラリーより)

京都鉄道博物館の敷地内には、旧梅小路機関区時代の転車台と扇形車庫が館内設備として保存・公開されています。今回は時間の都合により館内には入場しませんでしたが、機会があれば子ども達を連れてゆっくりと再訪するつもりです。

【旧梅小路機関庫】
RC造(扇形)
選奨土木遺産
近代土木遺産Aランク



旧二条駅舎03
京都鉄道博物館の展示車両



旧二条駅舎04
屋外に静態保存されている京都市電2000形電車



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