富山の路面電車01
富山大橋
(戦前絵葉書より)

富山大橋は国道8号(当時は大正国道11号)が神通川を渡る橋として昭和10(1935)年に架設されました。橋の中央部には富山地鉄市内線の軌道が敷かれ、当時の富山県内では最先端かつ最大規模の橋でした。昭和49(1974)年には富山高岡バイパスが開通したため国道8号からは外れたものの、新たに県道44号(富山高岡線)の指定を受け、引き続き富山市内における東西交通の一端を担い続けていました。
しかしながら車道部分が上下一車線ずつしかないため当橋に起因する渋滞は年々激しくなり、築60年以上が経過した2000年代に入ると老朽化も顕著になってきました。そこで平成18(2006)年から架け替え工事が始まり、6年後の平成24(2012)年には(新)富山大橋が開通しています。
なお、(旧)富山大橋の架設以前には同じ位置に神通新大橋(明治42年開通)という木橋が架かっていました。(富山大橋のパンフ


富山の路面電車02
廃止後の富山大橋
(平成25年9月25日撮影)

という訳で平成25(2013)年9月に行った時には既に(新)富山大橋が開通していました。(旧)富山大橋の撤去工事は廃止から間もなく始まり、3年後の平成27(2015)年に完了しています。旧橋の基礎部分を撤去している際には、川底から先代に当たる神通新大橋の木製橋脚の一部が発見されたそうです。(参考ページ


富山の路面電車03
旧橋に立っていた路面電車の架線柱



富山の路面電車04
平成24年度に撤去された上部工3径間と橋脚2基



富山の路面電車05
撤去工事が始まる前の(旧)富山大橋
フォトライブラリーより)

【(旧)富山大橋】
昭和10(1935)年開通
ゲルバー式鋼板桁橋
全長472.4m、幅員16.0m
総工費91万円
平成24(2012)年廃止


富山の路面電車06
(新)富山大橋

新橋は車道部分を片側二車線、軌道部分も複線に拡幅されたため旧橋と比べると倍近い幅員を有しています。その甲斐あってか私が朝夕(水曜日)に通った時には富山大橋周辺での渋滞は見られなくなっていました。

【(新)富山大橋】
平成24(2012)年開通
全長466m、幅員30.5m


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