江戸橋JCT01
昭和40年代の江戸橋ジャンクション

江戸橋JCTは首都高速では初のジャンクションとして昭和38(1963)年12月21日に開通しました。この時に江戸橋JCTと共に開通した区間は呉服橋IC~京橋IC間(都心環状線)と本町IC~江戸橋JCT間(1号・上野線)の計2.5kmです。京橋IC以南は前年に1号・羽田線の芝浦ICまで開通しており、江戸橋JCTの開業と同日には鈴ヶ森ICまで延伸しています。
この絵葉書では江戸橋JCTから分かれる6号・向島線は未開通なので、撮影された時期は昭和38年~46年の間に絞られるでしょう。ちなみに絵葉書の解説文に記された「都内の高速道路は69.8キロ」に達したのは昭和44(1969)年の事です。

都内の高速道路は69.8キロで、ビルの谷間や家の上を帯のように走り、 皇居の外ぼりの千鳥ヶ淵の中を橋で渡ると世界ではじめての三宅坂地下インターチェンジがあり、ここは地下で一号線、三号線、四号線が立体交差している。
(絵葉書の解説文より)


江戸橋JCT02
現在の江戸橋ジャンクション

最近になって知ったのですが、平成2(1990)年頃までは江戸橋JCT内の1号・上野線と6号・向島線の合流部分、さらに都心環状外回りとの合流部分に信号機が設置されていたそうです。今では高速道路の信号機と言えば美女木JCTが有名だけど、こちらは本線上にも設置されていた訳ですから信号機が現存していれば道ネタとしては人気スポットになっていたに違いありません。
YouTubeには信号が設置されていた当時(昭和60年)の貴重な映像が残っていました。


江戸橋JCT03
江戸橋と江戸橋ジャンクション

江戸橋JCTの名前の由来になったのは直下の日本橋川に架かっている江戸橋(都道316号・日本橋芝浦大森線)から。「江戸」を冠しているだけあって非常に古い歴史を持つ橋ですが、現在の橋は昭和2(1927)年に架けられたものです。

【江戸橋】
昭和2(1927)年竣工
延長63.4m、幅員44.4m
鋼アーチ橋(2連)


江戸橋JCT04
都心環状線地図

ところで近年になって日本橋の頭上を覆っている首都高の高架橋を撤去して地下に移そうとする動きがあります。これは日本橋の景観問題や首都高の中でも初期に建設された高架橋の老朽化が進んだ為で、都心環状の竹橋JCT~江戸橋JCT間の2.9kmが地下化する対象として議論されているようです。上記区間の地下化にかかる費用として5,000億円規模が見込まれています。参考までに例を挙げると山手トンネルの大井JCT~大橋JCT間(L=7.7km)の総事業費は3,100億円でした。


江戸橋JCT05
地下化の起点となる竹橋ジャンクション



江戸橋JCT06
日本橋と都心環状線の高架橋

果たして日本橋に空を取り戻せる日は訪れるのでしょうか?。日本橋と道路元標については過去の記事をどうぞ。


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コメント
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2016/05/05(木) 19:55 | | #[ 編集]
貴サイトは私の巡回コースなのでリンクさせていただきました。
当ブログへのリンクはお任せします。
2016/05/05(木) 20:06 | URL | しろ #cim2vaZ6[ 編集]
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