奥多摩有料道路01
旧川野料金所跡
(平成23年2月23日撮影)

何気なくwikiの「奥多摩周遊道路」の頁を読んでると、同道路の起点と終点にあった有料道路時代(昭和47年開通・平成2年無料開放)の料金所が3年も前(平成24年3月)に撤去されていた事を知りました。料金所のすぐ手前(こことかこことかここ)までは両側共に何度も行ってたので、奥多摩周遊道路を3年も通ってなかった事に意外な気がしましたが、約20kmもある山岳道路だから観光目的以外には通り抜ける価値が乏しいんだろうな。昭和52(1977)年の道路地図を確認してみると当時の通行料金は「普通車500円、小型乗用300円、小型貨物300円、軽自動車200円、自動二輪100円」でした。


奥多摩有料道路02
現在の川野料金所跡
(平成27年8月13日撮影)

料金所は跡形もなく撤去されていましたが、引き続き通行制限(異常気象時、夜間通行止等)の起終点である事から簡易なゲートが設置されています。新たに「奥多摩周遊道路」自体の案内板(下の写真)も建てられ、在りし日の料金所の写真などが掲載されていました。また、密かな人気スポットになっている奥多摩湖ロープウェイ・三頭山口駅跡は向かって右側の山の斜面にありますよ。


奥多摩有料道路03

奥多摩周遊道路

奥多摩周遊道路は、奥多摩町川野と檜原村数馬を繋ぐ十九・七kmの都道であり、昭和四十八年四月に東京都における初めての有料道路「奥多摩有料道路」として開通しました。平成二年四月より無料化され、道路名称も「奥多摩周遊道路」となり、今日に至っています。
東京の奥座敷であるこの地域は、多摩川、秋川両水系が深く刻み込んだ山岳地帯からなり、分水嶺を越えて両町村を連絡する自動車の通行できる道路がなかったため、地域の発展に大きな障害となっていました。この道路は、かねてから道路建設を願う地元住民の熱意と協力のもと、着工から五年有余の歳月を費やして実現し、地域の発展に寄与しています。
秩父多摩甲斐国立公園内の急峻な山々と奥多摩湖が織り成す雄大な自然美や遠く市街地の眺望など変化に富んだ景観を是非お楽しみ下さい。






奥多摩有料道路04
旧檜原料金所跡
(平成23年3月15日撮影)

奥多摩周遊道路の標高最高地点は風張峠付近の1,146m。この日、立川市内の気温が28~30℃だったのに対し、風張峠付近では僅か21℃でした。


奥多摩有料道路05
現在の檜原料金所跡
(平成27年8月13日撮影)






奥多摩有料道路06
【A地点】 将門交差点

奥多摩周遊道路に向かう途中、国道411号線の将門バス停(奥多摩町内)にて見慣れない交差点が現れました。以前から建設中だった多摩川南岸道路(国道411号線のバイパス的道路)の一部が5/30に延伸開通していたようです。忙しい時期だったとは言え、3か月近くも気付かなかったとは道路趣味者としては不覚であった。と言うわけで以下に多摩川南岸道路をさらっと紹介しときましょう。


奥多摩有料道路07
将門交差点の青看



奥多摩有料道路08
【A地点】 将門連絡路

多摩川南岸道路は将門から更に約2kmほど東に延伸して丹三郎(地名)で吉野街道(都道45号線)に接続する予定です。今回開通した区間の東端は本線ではなく国道411号線との連絡路なので、やや強引な線形で両道路を結んでいます(制限速度30km/h、勾配10%)。


奥多摩有料道路09
【B地点】 将門大橋(L=110m)

本線部分の制限速度は40km/h。これだけ高規格な道路を造っておいてたったの40km/hです。案の定、警視庁の狩場になっているらしく告知看板も立っていました。高速道並みの規格だからうっかりスピードを出してしまうと赤切符も有り得るかも。ここは法定速度の60km/h、せめて50km/hが相当だろ。


奥多摩有料道路10
城山トンネル(L=1,908m)

今回開通区間の大部分を占める城山トンネルは「しろやま」ではなく「じょうやま」と読むらしい。


奥多摩有料道路11
【C地点】 海沢大橋南交差点

海沢大橋南交差点から先は平成13(2001)年に開通していた区間です。城山トンネルが開通するまでは海沢連絡路(海沢大橋)が本線代わりを務めていました。城山トンネルから愛宕トンネルにかけては、元々あった都道184号線(奥多摩あきる野線)を改修して使用しています。


奥多摩有料道路12
【D地点】 都道184号線

この辺りは未改修のままの都道184号線なので幅が狭く線形も悪い。多摩川南岸道路として改修する計画にはなっていますが、現状でも一応二車線幅は確保されているため実現するかどうかは不透明です。


奥多摩有料道路13
【E地点】 愛宕トンネル

愛宕トンネルの手前で都道184号線の新道(多摩川南岸道路)と現道が分岐しています。現道の方は奥多摩町の中心部へ向けて下って行きます。


奥多摩有料道路14
愛宕トンネル(L=1,043m)

ここから漸く制限速度が50km/hにアップしますが、坑口前にはまたもや取締りの告知看板が立っていました。何か落ち着かない道路だな。


奥多摩有料道路15
【F地点】 愛宕大橋交差点

愛宕トンネルを抜けると急カーブを曲がって愛宕大橋交差点にて多摩川南岸道路は終点となります。南岸道路の終点部分が急カーブになっているのは、この先も国道411号線は改良が必要な低規格な道が続く事から、将来的には真っ直ぐ延伸できるよう考慮されているのでしょう。


奥多摩有料道路16
多摩川南岸道路



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