紫電改01
紫電改

下灘駅からは長浜大橋→伊方原発→大洲城と巡って愛南町の南レク公園へ。
同公園内に併設されている紫電改展示館(入場無料)には、昭和20(1945)年7月24日に行われた豊後水道上空における米軍機と戦闘の末、愛南町内の久良湾に不時着、水没した紫電改が展示されています。なお、久良湾から紫電改が引き揚げられたのは水没から30年以上が経過した昭和54(1979)年7月の事です。私は戦闘機とか戦艦には一切興味がないですが、同行した同僚の語るところによると、国内に現存している紫電改はこの1機しかなく大変貴重な物なんだとか。取り敢えず私はここで「紫電改せんべい」なる銘菓をお土産に買っときました。

地図


紫電改18
紫電改せんべい



紫電改02
松山基地の再現模型

私の目を引いたのは松山基地(現・松山空港)の精巧なジオラマ模型。戦闘機を空襲から守るために格納していた掩体壕(えんたいごう)も忠実に再現されていました。松山空港の近隣の住宅街には現在でも3基の掩体壕が現存しており、いずれも近代土木遺産(Cランク)の指定を受けています。


紫電改03
松山海軍航空基地 掩体壕①
(平成20年2月16日撮影)



紫電改04
松山海軍航空基地 掩体壕②
(平成20年2月16日撮影)



紫電改05
松山海軍航空基地 掩体壕③
(平成20年2月16日撮影)



紫電改06
松山空港と掩体壕①~③






紫電改07
櫻花掩体壕
【近代土木遺産Bランク】

こちらは茨城県鹿嶋市の櫻花掩体壕。その名の通り神ノ池海軍航空隊所属の人間爆弾として有名な「櫻花」(1人乗りの特攻専用機)が格納されていました。壕内には櫻花のレプリカが展示されています。

地図


紫電改08
櫻花のレプリカ

「櫻花」は頭部に爆弾を充填し尾部に推進ロケットを装備する高速滑空機で操縦者1名が搭乗する有人ロケット爆弾です。
戦局が悪化を極める昭和19年9月に試作機が完成しています。「櫻花」は一式陸上攻撃機を母機とし、その腹下に懸吊されて運ばれ、敵部隊近くになると、櫻花隊員が母機から口型の乗入口を通って「櫻花」に移り、敵艦船との距離一万メートル最低高度三千メートル上空で、母機より離れロケットを噴射しつつ滑空して敵艦船に体当たりを行いました。展示は実戦に使われた櫻花一一型です。神之池基地での訓練に使われた練習機K-1は同型ですが色はオレンジで着陸用のソリを装備していました。練習は練習機に爆弾と同重量の水を載せ母機離脱後空中に放水しながら滑空し着地用のソリで草の上を滑走するという危険なものでした。

(現地の案内板より)






紫電改09
10分の1 戦艦「大和」

同僚が思いのほか戦艦マニアだと判明したので、翌日は予定を変更して「しまなみ海道」を渡って広島県呉市の大和ミュージアムへ案内してあげました。私は興味ないけど好きな人にはたまらん施設らしいですよ。まあ、うちの子ども達は連れて行っても喜ばないだろうな。

地図


紫電改10
戦艦「大和」の展示写真



紫電改11
海底に沈んでいる現在の大和(模型)

世界最大の戦艦と言われた大和は昭和20(1945)年4月7日、坊ノ岬沖海戦にて米軍の猛攻を受けて沈没。艦体は二つに分かれた状態で沈んでいるという事です。


紫電改12
零式艦上戦闘機(零戦)と特殊潜航艇「海龍」



紫電改13
活気をとりもどした商店街(中通7丁目)昭和27年

商店街を写した展示写真の中に駐車禁止の旧型標識を発見。このデザインの旧型標識が使用されていたのは確か昭和25年~昭和38年までだったかな?


紫電改14
駐車禁止の旧型標識



紫電改19
お土産に大和の大砲をイメージした「大和スティックケーキ」






紫電改15
潜水艦「あきしお」と「てつのくじら館」
(海上自衛隊呉史料館)

折角だから大和ミュージアムの向かいにある海上自衛隊の「てつのくじら館」にも足を運びました。こちらは戦後発足した海自の資料館なので機雷とか機雷除去を行う掃海艇の展示がメインでした。


紫電改16
掃海艇「ははじま」



紫電改17
潜水艦内における標準的な金曜日の食事

長期航海中の海軍では曜日の感覚を取り戻す為に、金曜日にカレーが出されるようになっています。これは海軍カレーとして結構有名になった話ですね。


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コメント
この記事へのコメント
南レク公園!!懐かしいです。
紫電改を見た後、下りてきた先にあるレーシングカート場でレースに興じた事を思い出します。

紫電改記念館は、時が止まったかのような虚無感と静寂に包まれていた独特の雰囲気でした。

ロープウェイ跡も物悲しさを盛り上げていた記憶があります。
2015/08/10(月) 23:56 | URL | F氏 #-[ 編集]
こんばんは、お久しぶりです。

南レクもすっかりブームが去ってしまった感があって、私も紫電改記念館に行ったのは25年ぶりでした。
南レクの紫電改はその筋では有名らしくて、うちの職場からもわざわざ見に行った人が何人かいるようです。
2015/08/13(木) 00:12 | URL | しろ #cim2vaZ6[ 編集]
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