吾妻線旧線01
【A地点】 長野原草津口駅から(旧)川原湯温泉駅に向けて発車する「草津」

今日(平成26年9月24日)は八ッ場ダムの建設によって付替えられる吾妻線(長野原草津口~岩島間)の最終運転日。新線への切替工事を実施する為の運休期間(9/25~30)を挟んで10月1日からはダムサイトと水没範囲を迂回する新線での営業が始まります。今回は明日から廃線になる旧線の現役時代の様子を長野原草津口から紹介。撮影日は前回同様に平成24年10月27日と平成26年9月22日です。


吾妻線旧線20
【B地点】 旧線から分かれて行く新線の第3吾妻川橋梁



吾妻線旧線02
【C地点】 尾坂トンネル(L=308.0m)大前側坑口

八ッ場ダムの旧線で最初のトンネルとなるのは尾坂トンネル。このトンネルは両坑口とも八ッ場ダムの満水時の水位(標高583m)より高所に口を開けている為、ダムが完成した後も水没する事はありません。


吾妻線旧線03
【D地点】 弁天踏切

旧国道145号線と国道406号線(町道?)の交差点である弁天橋付近から旧国道145号線は八ッ場ダム満水時に水没し始める地点です。


吾妻線旧線04
【E地点】 楡木沢橋梁

吾妻線旧線の満水時水没ライン(標高583m)は楡木沢橋梁付近。


吾妻線旧線05
【F地点】 下田踏切と第2中原トンネル(L=158.9m)大前側坑口



吾妻線旧線06
【F地点】 下田踏切から長野原草津口方面を振り返る

下田踏切の標高は満水時には湖底に沈む570m。丸岩大橋(湖面3号橋)の左岸側は標高610mの地点から架かっているので、直下の吾妻線旧線とは40mもの高低差がある事になります。


吾妻線旧線07
【G地点】 第1中原トンネル(129.5m)大前側坑口

第2中原トンネルと第1中原トンネルの間の短い明かり区間は標高560m。ちょうど満水時の水位と最低水位の中間ぐらいです。このぐらいの立地なら渇水期には半水没状態のトンネルが見られるでしょう。




吾妻線旧線08
【H地点】 第1小学校入口交差点と勝沼橋梁

第1小学校入口交差点の直上に架かっているのは平成23(2011)年4月に開通した県道375号林岩下線の不動大橋(湖面2号橋)です。去年の4月には不動大橋西詰の林交差点に「旧やんば館」に代わって「道の駅八ッ場ふるさと館」がオープンしました。不動大橋の橋上は八ッ場ダムによる水没予定地を一望できるビューポイントです。


吾妻線旧線09
【H地点】 不動大橋から上流(長野原草津口)側を見る

第1小学校入口交差点の標高は八ッ場ダムの最低水位(標高536.3m)より6m高い542m。つまり八ッ場ダムの水量が最低水位まで下がれば不動大橋より上流の旧国道・旧線は全て地上に現れる事を意味しています。


吾妻線旧線10
【H地点】 不動大橋から勝沼橋梁を渡る「草津」を撮影



吾妻線旧線11
【H地点】 不動大橋から下流(川原湯温泉)側を見る

一方、不動大橋から下流側の旧国道は早々に最低水位を下回る標高530mまで下がる為、こちら側は最低水位でも旧吾妻線の久森トンネル群(第1~第5久森トンネル)が辛うじて浮上する程度です。


吾妻線旧線12
【I地点】 不動大橋から水車橋梁付近を通過する普通列車を撮影



吾妻線旧線13
【I地点】 不動大橋から水車橋梁付近を通過する「草津」を撮影



吾妻線旧線14
【I地点】 不動大橋から水車橋梁を渡る普通列車を撮影
旧国道沿いの建物は旧やんば館



吾妻線旧線15
【I地点】 水車橋梁を渡る185系「草津」





吾妻線旧線16
【J地点】 第3吾妻川橋梁を渡る普通列車

第3吾妻川橋梁で吾妻川を渡ると旧線は川原湯温泉駅に到着。ここまで触れるのを忘れてたけど今回の水没区間を含めた吾妻線の渋川~長野原(現在の長野原草津口)間は昭和20(1945)年1月の開業。昭和46(1971)年には長野原から終点の大前まで延伸開業して全通となりました。

【第3吾妻川橋梁】
昭和20年開業、延長84.5m
下路ワーレントラス橋+上路プレートガーダー橋


吾妻線旧線17
【J地点】 第3吾妻川橋梁を渡る185系「草津」



吾妻線旧線18
(旧)川原湯温泉駅(奥が長野原草津口方面)

次回は岩島駅側の新旧分岐点から川原湯温泉に向かって旧線を紹介していきます。


吾妻線旧線19
吾妻線旧線地図
(長野原草津口~川原湯温泉)



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