中山川橋01
中山川橋周辺地図

前回の小松橋に続いて今回は旧国道196号線の中山川橋をご紹介。
8/21は旧道の踏切【E地点】が通行止になっていたので、現道の中山川大橋(昭和40年3月竣工)を渡って中山川橋の北詰【A地点】に迂回しました。


中山川橋02
【A地点】 中山川橋北詰から今治方面を見る

中山川橋北詰は旧国道196号線を転用した県道13号線(壬生川新居浜野田線)と県道149号線(丹原小松線)の交差点になっています。この交差点は元来は県道13号線が優先道路の扱いでしたが、東予有料道路(県道13号バイパス)の無料化によって県道13号の交通量が減った事から平成18(2006)年に県道149号⇔県道13号(新居浜方面)が優先道路に改められました。北詰交差点の改良前後の比較写真を以下に載せときます。




中山川橋03
【A地点】 改良前の北詰交差点
(平成18年2月18日撮影)



中山川橋04
【A地点】 改良後の北詰交差点
(平成26年8月21日撮影)





中山川橋05
【A地点】 中山川橋(北詰から)

旧国道196号線の中山川橋は昭和3(1928)年の架設。現道の中山川大橋は昭和40(1965)年3月の竣工で遅くとも昭和42年までには新屋敷~国道11号線までのバイパスとして開通しています。旧橋はいつの頃からか2tの重量制限が課せられるようになり、大型車の通行を阻むために橋詰にはコンクリートブロックが設置されました。このブロックは普通車でもギリギリの幅2mしかなく難易度は高めの設定。


中山川橋06
旧橋を行き交う車

西側からだと中山川を渡るのに現道は旧道と比べて約2.5kmの遠回りになるため旧橋を通る車も多く、30秒に1台ぐらいのペースで車が行き来していました。ブロックによって橋詰は著しく狭められているものの、橋上の路面は普通車同士がすれ違うのに十分な幅員(4.9m)が確保されています。


中山川橋07
【B地点】 中山川橋(南詰から)



中山川橋09
中山川橋
【近代土木遺産Bランク】

【中山川橋】
昭和3年竣工、延長157.5m、幅員4.9m
RCラーメン橋
重量制限2t


中山川橋10
中山川橋の特徴的な橋脚



中山川橋11
【C地点】 過行橋

中山川橋の南にはもう一つの旧橋、小松川に架かる過行橋(すぎようはし)があります。


中山川橋12
過行橋

こちらも古く見えますが戦後になった昭和27(1952)年の架設。これ以前には木橋の過行橋が架かっていたという事です。


中山川橋13
【D地点】 田園を突っ切る旧国道(奥が今治方面)

【D地点】には国道時代に設置されたとみられる古びた「右方屈曲あり」の標識が残っていました。実際に右カーブしているのは標識の反対側なので裏返ってしまっているのでしょう。


中山川橋14
【D地点】 右カーブしている旧国道(奥が小松町内)

旧国道はここから旧小松町内の市街地に入り、伊予小松駅の東側で国道11号線に接続します。


中山川橋15
【E地点】 旧国道と予讃線の踏切



中山川橋16
中山川橋梁
(大正12年開業、L=257m)

予讃線の高速化についての一案としてフリーゲージトレインと共に語られる「松山~伊予西条間の短絡新線」は中山川橋梁の南に位置する小松の大カーブ(伊予小松~玉之江間)からまっすぐ東に分岐する予定です。実現するとしても当分先の話だろうけど。


中山川橋17
昭和11年発行「西条」(1:50000地形図)



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