玉津隧道01
玉津隧道周辺地図

国道378号線の宇和島市(旧吉田町)~西予市(旧明浜町)境に位置する玉津隧道は愛媛県内の国道では最後まで残った改良を要する隧道です。web上にてこの隧道の新トンネルである「俵津玉津トンネル」が7月12日に開通したという記事を見掛けたので帰省時に見に行ってきました。国道378号線の南半分である八幡浜~宇和島間は平成5(1993)年に愛媛県道28号・八幡浜三瓶吉田線が昇格した路線であり、国道昇格前後は海岸沿いの離合不能な狭路が延々と続き離合渋滞が頻発する大変な酷道でした。俵津玉津トンネルは国道378号線の旧県道28号区間の中では渡江、深浦、朝立についで4番目に開通したトンネルとなります。

地図




玉津隧道02
【A地点】 俵津玉津トンネル宇和島側坑口予定地
(平成19年2月11日撮影)



玉津隧道03
【A地点】 俵津玉津トンネル宇和島側坑口
(平成26年8月20日撮影)

8年前(平成18年:2006年)に俵津玉津トンネルの東隣の深浦トンネル(L=197m)が開通した時点では、俵津玉津トンネルの宇和島側坑口建設予定地にはまだ数件の民家が残っていました。

【俵津玉津トンネル】
平成26年7月12日開通
延長697m、幅員12m
俵津バイパス事業概要




玉津隧道04
【A地点】 新旧分岐点から海岸沿いの旧道を見る



玉津隧道05
【B地点】 池の浦バス停付近の旧道

池の浦の集落には国道昇格から間もない頃に集落内を迂回する新道が建設された為、俵津玉津トンネルによって旧道となった区間ではあるものの2車線幅が確保されています。




玉津隧道06
【C地点】 玉津隧道 宇和島側坑口
(平成19年2月11日撮影)



玉津隧道07
【C地点】 玉津隧道 宇和島側坑口
(平成26年8月20日撮影)





玉津隧道08
玉津隧道 宇和島側坑口

戦後間もない時節を反映してか装飾性がない至ってシンプルなデザインの坑門。

【玉津隧道】
昭和24年竣工
延長300.0m、幅員3.5m、高さ4.0m(制限高3.3m)


玉津隧道09
玉津隧道の扁額
昭和二十四年十二月竣工



玉津隧道10
玉津隧道内部

内部の大部分はコンクリートで巻き立てられているが一部に素掘り部分が残っています。


玉津隧道11
玉津隧道 明浜側坑口





玉津隧道12
【D地点】 玉津隧道 明浜側坑口
(平成19年2月11日撮影)



玉津隧道13
【D地点】 玉津隧道 明浜側坑口
(平成26年8月20日撮影)

玉津隧道の明浜口に設置されている青看は国道昇格前から設置されていた物。国道378号のシール(?)を剥がせば県道28号の標識が出てくるはず。




玉津隧道14
【D地点】から明浜方面を見る
(平成19年2月11日撮影)



玉津隧道15
【D地点】から明浜方面を見る
(平成26年8月20日撮影)

玉津隧道を抜けた所には今回の旧道区間内では唯一の国道標識が残っていました。向かって右手に分岐しているのは伯方塩業の工場を回り込む旧道です。




玉津隧道16
【E地点】 明浜側旧道分岐
(平成19年2月11日撮影)



玉津隧道17
【E地点】 明浜側旧道分岐
(平成26年8月20日撮影)

俵津伊浦の埋立地で新旧道は合流。俵津玉津トンネルが開通してからまだ1ヶ月程度しか経っていないため、まだ旧道には目立った変化は見られませんでした。路線バスは「玉津深浦」、「池の内」のバス停が置かれている旧道を経由いるので、当分の間は旧隧道も安泰と言ったところでしょうか。ついでだから最後に旧三瓶町の朝立トンネルの定点撮影も載せておきます。




玉津隧道18
朝立トンネル 八幡浜側坑口
(平成19年11月25日撮影)



玉津隧道19
朝立トンネル 八幡浜側坑口
(平成26年8月20日撮影)

【朝立トンネル】
平成21年3月16日開通
延長387m、幅員11.25m
三瓶バイパス事業再評価
地図


スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://haisentn.blog41.fc2.com/tb.php/439-8857910c
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック