大山ケーブルカー01
相州大山 ケーブルカー
(戦前絵葉書)

久しぶりに登山部の活動報告。
先日、関東地方における山岳信仰の山である大山(神奈川県伊勢原市、標高1251m)へ登山に行った際にケーブルカーに乗って来ました。大山ケーブルカーは正式名称を大山観光電鉄大山鋼索線と言い昭和6(1931)年に開業しました。戦時中には多くの観光ケーブルカーが不要不急線として廃止もしくは休止に追い込まれましたが(こことか)、大山ケーブルカーも例外ではなく昭和19(1944)年には一旦廃止の憂き目を見ています。ようやく営業再開に漕ぎ着けたのは戦後しばらく経った昭和40(1965)年の事で、これは戦時中の不要不急線として廃止になったケーブルカーの中では最も遅い復活でした。


大山ケーブルカー02
大山ケーブル駅に停車中の「おおやま号」

戦中の廃止から復活したケーブルカーの中には、高度経済成長期のモータリゼーションの波に飲まれ再度の廃止に追い込まれてしまった路線も少なくありませんが、大山ケーブルカーには並行道路が建設されなかった為なかなかの盛況ぶりでした。運賃は大山ケーブル~阿夫利神社間(標高差280m)の往復で870円、費用対効果を考えると効率的なのではないかと思います。

公式サイト


大山ケーブルカー03
1号トンネル 阿夫利神社側坑口

全長0.8㎞の大山ケーブルカー中には2つのトンネルがあります。これは大山ケーブル駅を出てすぐの所に位置する1号トンネル(仮称)。


大山ケーブルカー04
大山寺駅での「たんざわ号」との交換風景

ケーブルカーの車両交換所に設置された途中駅は、現存するケーブルカー路線の中では当駅が唯一なんだとか。


大山ケーブルカー05
大山寺~阿夫利神社間の2号トンネル



大山ケーブルカー06
阿夫利神社駅に入線する「おおやま号」



大山ケーブルカー07
当時は下社駅と言った阿夫利神社駅から下界を見る
(戦前絵葉書)

この絵葉書が撮影されて間もなく大山ケーブルカーは不要不急線として廃止されてしまいます。なお、開業当初の駅名は下から順に「追分→不動前→下社」でしたが、平成20(2008)年に現在の「大山ケーブル→大山寺→阿夫利神社」に改称されています。


大山ケーブルカー08
駅前の阿夫利神社下社



大山ケーブルカー09
大山山頂

阿夫利神社下社から見晴台経由の東ルートで山頂まで約2時間。下山は夫婦杉経由の西ルートで約70分の行程でした。コースタイムは以下の通り。ちなみに戦前には下社駅(現・阿夫利神社駅)から山頂までケーブルカーの延伸が計られていましたが、この計画は実現を見る事なく立ち消えとなりました。


大山ケーブルカー10
今回のコースタイム





大山ケーブルカー11
不老そば(1,050円)

帰りは道の駅山北にて名物の不老そばを食しました。不老そばとはヤマメが丸ごと1匹天ぷらになって入っている豪快かつ贅沢な天ぷらそばの事です。

食べログ
Yahoo!ロコ


大山ケーブルカー12
お土産にニジマスの燻製



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