三津駅1
新三津駅舎(09.6/12撮影)

平成20年4月~21年2月にかけて伊予鉄道の三津駅舎の建て替え工事が行われました。昭和6年頃に完成したと言われる旧駅舎(二代目駅舎)は「愛媛の近代洋風建築」「近代土木遺産」に指定されており、貴重な洋風建築の文化財であると高い評価を受けていました。改築に当たって旧駅舎の保存運動も起こった為、新駅舎は旧駅舎のデザインを模して建設されました。


三津駅2
旧三津駅舎 【近代土木遺産Cランク】
(08.7/15撮影)

駅構内では既に改築工事が始まっていましたが、駅舎はまだ手付かずで残っています。翌8月頃から旧駅舎の取り壊しが始まりました。新旧の駅舎を比べてみると、確かに旧駅舎の雰囲気を残す建物に仕上がっている事が分かります。鈴鹿隧道などの例のように新駅舎も再現物件として近代土木遺産の認定を受けられないでしょうか。あまり忠実な再現ではないので無理だと思うけど(笑)


三津駅3

木造切妻平家建の旧駅舎。新駅舎にも継承されたアール・ヌーヴォ調の曲線が目を引きます。
旧駅舎は昭和6年頃の建設と言われていますが確たる資料が残っていない為、設計者、施行者なども判明していません。電化(昭和6年)の際に建てられたとも、大正末期に松山電気軌道との集客競争の一環として建てられたとも言われています。


三津駅4
旧駅舎の駅名標



三津駅5
旧駅舎内の切符売場



三津駅6
1番線と旧2番線(05.7/5撮影)

改築前は2面3線のホームでしたが、2番線(写真左側)は長年に渡って使われておらずレールも敷かれていませんでした。いつの頃からこの状態になっていたのか分かりませんが、少なくとも私が子供の頃(20年ぐらい前)には既に2番線は使用されてなかったと記憶しています。


三津駅7
1番線と旧2番線(09.3/25撮影)

改築後は旧2番線のスペースにホームを拡張して2面2線になりました。これによって旧3番線(松山市方面行き)が2番線に改称されています。


三津駅8
改築中の三津駅舎(08.10/8撮影)



三津駅9
完成間近の三津駅舎(09.1/20撮影)



三津駅10
住吉橋と三津駅舎(09.1/20撮影)

駅舎の改築に合わせたのか三津駅前に架かる住吉橋も平成19年に架け替えられています。明治44年から大正10年までこの橋を挟んで伊予鉄の三津駅と松電の三津駅が対峙し、激しい客引き合戦を繰り広げました。


三津駅11
旧住吉橋と旧三津駅舎(05.7/5)



三津駅12
三津駅とループバス

これまではちょっと利便性の悪かった三津駅ですが、新駅舎の完成と同時に駅前広場にバスロータリーが設置されバスの乗り入れが可能になり、旧三津浜町内を循環する三津ループバスが新設されました。今年中(H21)に三津浜港行きバスも開設する予定になっており、港町・三津の玄関口としての活躍が期待されます。


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