井内峠地図1

父が亡くなってから何かと父の実家である久万高原町二名へ行く機会が多くなりました。松山から二名へは三坂峠(国道33号線)やサレガ峠(県道220号線)、少し遠回りして下坂場峠(県道42号線)経由などが考えられ、専らこの3ルートを気分によって使い分けてますが、月に何度も通っているとさすがに飽きが来てしまいます。そこで今回は東温市に出て県道210号線(美川川内線)の井内峠を越えてみました。
県道210号線については以前、起点付近にある「中津大橋」を紹介していますが、今回は終点からレポする事になります。


井内峠1
【A地点】 則之内交差点(右が県道210号線)

県道210号線の終点は東温市(旧川内町)の則之内交差点で国道11号、県道334号と接続しています。
この交差点で国道11号線は松山市勝山町から約15kmに渡って別ルートを取ってきた旧道(県道334号・松山川内線)と合流し、以東は道幅を2車線に減らして山間部に入っています。位置的に則之内交差点が松山都市圏の東端とも言えるでしょうか。


井内峠2
【B地点】 県道210号線

国道から分かれた県道はしばらくの間、快適な二車線道路が続きます。愛媛県の3ケタ県道では珍しい追い越し禁止区間になってますが特に見通しが悪いという事もありません。数年前までは追い越し禁止ではなかったので大きな事故でも起こったのかな?(99.10/26の同位置


井内峠3
【C地点】 七界橋(99.10/26撮影)

井内地区の県道から井内川対岸の田圃に架かっていた七界橋(昭和47年2月竣工)。
1999年は確か大きな台風が来た年で、県内各地で小規模な橋が流失していたように記憶しています。七界橋もその内の一つで、翌年には架設の桁を使って復旧されていました。久しぶりに訪れてみると七界橋の架かっていた場所に県道のバイパス橋が通っていて、七界橋の痕跡は全く残っていませんでした。


井内峠4
【D地点】 東温市井内

2009年5月現在、県道210号線は則之内交差点から約5.3km入った一番最初のヘアピンカーブまでが2車線道路に改良されています。10年前に来た時は吉井神社前から1車線だったので、この10年で約1kmほど改良が進んだ事になります。


井内峠5
【E地点】 県道端点

1車線になって更に1.8kmほど進むと県道210号は一旦終了し、県道の不通区間を結ぶ「林道 梅ヶ谷・永子線」に接続します。林道の起点(県道の端点)に建っている看板によると、ここから峠の隧道(井内峠隧道)まで8.6kmの道のりです。


井内峠6
【F地点】

棚田の間を通っている林道。この辺りが川内側の最後の集落で、農耕地帯を抜けると本格的な峠越えが始まります。


井内峠7
【F地点】から井内集落の棚田を見下ろす



井内峠8
【G地点】 洗い越し

沢を渡る洗い越し。免許取立ての頃に初めてこれを見た時は、台風の後だった事もあって橋が圧し折れているのかとビビッた覚えがあります。


井内峠9
【H地点】 林道脇を流れ落ちる「琴の滝」



井内峠10
【I地点】

1999年に来た時はここから未舗装路が始まっていました。今でも舗装の繋ぎ目にその痕跡が残っています。当時、川内側の未舗装区間はここから峠の手前まで1km程度ありましたが、翌2000年中に川内側は全線の舗装が完了したように記憶してます。(99.10/26の同位置


井内峠11
【I地点】 御来光橋

御来光の滝に架かるその名も「御来光橋」(昭和43年12月架設)。未舗装の頃は橋を渡った先の路面に大きな雨裂が出来ていて、普通車での通過には神経を使う嫌な場所がありました。


井内峠12
【I地点】 御来光の滝

道路のすぐ傍にしては滝にしてはかなり大きな規模です。この下で先ほどの「琴の滝」に繋がっています。どちらの滝も冬季には凍り付く事もありますが、そんな時にここまで車で入り込むのはなかなか大変です。


井内峠13
【I地点】から川内方面を見る
手前が井内地区、奥は旧川内町の中心部



井内峠14
【J地点】 標高850m地点

正面に見える鞍部が標高1088mの井内峠。その直下30mの位置を林道の井内峠隧道が貫いています。


井内峠15
【L地点】

岩を大きく開削して深い切り通しになっている川内側最後のヘアピンカーブ。カーブの突端から根無山林道という行き止まりの林道が分岐していますが、この道は常にチェーンで塞がれていて、開いている所を見た事がありません。


井内峠16
【L地点】 (2000年5月19日撮影)

この日は切り通しにクレーンで落石防護ネットの取り付け作業の最中でした。前年の台風災害でヘアピン下段側(【K地点】)の路肩が崩壊しており、これが原因で梅ヶ谷・永子線は99年から1年以上に渡って通行止めになっていました。


井内峠17
【K地点】 路肩崩壊箇所(2000年5月19日撮影)



井内峠18
井内峠隧道 川内側

則之内交差点から隧道まで約15km。初めて来た頃は通行止だった事もあってここまで来るのに大変な苦労をしましたが、全線の舗装が完了し普通車でも問題なく通れるようになりました。坑口の手前から峠へ向かう徒歩道が分岐しています。隧道自体が短く峠の直下に位置している為、峠までの距離も大した事はありません。


井内峠19
井内峠隧道 川内側坑口

銘板に刻まれている隧道の諸元は「1978年11月竣工、延長124.7m、幅員4.2m」。総コンクリート製の小さな隧道です。


井内峠20
隧道を抜けて久万方面を見る

久万側の坑口前はちょっとした広場になっていて車を4~5台程度停められるスペースがあります。こちら側からも井内峠への徒歩道が分岐していました。最後に来た時(2000年冬)は隧道を抜けたら未舗装でしたが今は舗装されてるみたいですな。


井内峠21
未舗装の頃の井内峠隧道久万側(99.10/26撮影)
現在の写真はこれ



井内峠22

折角なので今日は徒歩で井内峠に向かってみる事にします。案内看板によればどちら側から登っても峠まで200mだそうですが、何となく隧道を戻って川内側から登る事にしました。
気持ちよく寝ていた所を叩き起こされたうちの子は、かなりご機嫌ナナメのようです。

⇒後編に続く


井内峠地図2



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