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文庫隧道01
文庫の鼻(高知県春野町)

先週の連休に地元(愛媛)に帰省したので、今年の3月から拡幅改修が始まったという高知県道14号線(春野赤岡線)の文庫隧道を見てきました。

地図


文庫隧道02

現在、文庫隧道の拡幅は既に完了し、坑門工、覆工工などの施工をしている仕上げの段階です。交通を確保しながら工事を行っているので終日片側交互通行の措置が取られています。数日前までは夜間通行止め(20:00~5:00)の措置もとられていましたが、これは掘削が完成した9月末で終了しました。


文庫隧道03

工事中の洞内には制限高3.8m、幅3.0mの規制が敷かれています。掘削中は隧道内にプロテクターが設置されていたため物理的に制限以上の車両の通行は不可能でしたが、掘削が終わりプロテクターが撤去された今となっては、この制限値はもう少し緩和できるような気もしますが安全第一という事なんでしょうか。
なお、自転車・歩行者については車の後に警備員付添いで通行するようになっていました。私は趣味で通るだけなんで申し訳なく思って付添いは辞退したのですが「現場だから~」との事でこの点は譲れないようでした。隧道は通学路にもなっているので万全の安全対策が必要とされているのでしょうか。


文庫隧道12
拡幅工事中に使用されていた洞内プロテクター



文庫隧道13
文庫トンネル 赤岡側坑口
(平成24年8月7日撮影)

前回の訪問から10ヶ月経過した平成24年8月の様子。今年の春ぐらいには完成するぐらいかと思ってましたが、相変わらず片側交互通行にて工事中でした(高さ、幅員制限は解除されていた)。坑門、覆工は既に完成して照明の取り付け工事をやっているようなので今度こそ本当に仕上げの段階のようです。


文庫隧道04
文庫トンネル 赤岡側坑口
(平成23年10月9日撮影)

元々は直線だった隧道を緩やかな曲線にした事によって、隧道前後の急カーブが大幅に緩和されていました。じっくり観察したいところですが警備員に同伴してもらっているので長居する訳にもいかず、写真1枚撮って足早に通り抜けます。

【文庫トンネル】
平成23年4月着工・平成24年3月完成予定
延長68.0m、幅員10.0m


文庫隧道05
文庫隧道 赤岡側坑口
(平成22年1月23日撮影)

改修前の文庫隧道。現在の写真と比べてみると、坑門に取り付けられたロックシェッドの擁壁部分(山側)が現存している事が確認できます。新たな坑門はこのロックシェッドの位置に建設される為、新トンネルの延長は旧隧道より両側合せて計20mほど長くなるようです。

【文庫隧道】
昭和39年竣工
延長48.0m、幅員5.5m、高さ4.5m


文庫隧道14
文庫の鼻(春野側)
(平成24年8月7日撮影)



文庫隧道06
文庫の鼻(春野側)
(平成23年10月9日撮影)



文庫隧道07
文庫の鼻(春野側)
(平成22年1月23日撮影)

文庫隧道の改修についての議論は10年ぐらい前からあってオープンカットにするとか新トンネルが建設されるとかいろいろ言われていたのですが、文庫の鼻がちょっとした景勝地である事から景観の問題でいずれにも反対派があって、着工まで漕ぎ着けるのに手間取ったというような話を聞いています。


文庫隧道08
文庫隧道 春野側坑口
(平成22年1月23日撮影)

旧隧道での大型車と普通車の離合の様子。県道14号線は高知市街をパスして県西部と東部を結ぶ幹線である為、大型車の交通量も多く文庫隧道は離合渋滞を引き起こすボトルネックとなっておりました。


文庫隧道09
旧隧道内部

隧道内部はライナープレートに覆われていましたが、かなり錆が進んでいる状態でした。工事関係者に聞いた話によるとこのプレートの裏側は素掘り状態だったとの事です。


文庫隧道10
文庫トンネル 春野側坑口
(平成23年10月9日撮影)



文庫隧道15
文庫トンネル 春野側坑口
(平成24年8月7日撮影)


文庫隧道11

海岸沿いには文庫隧道開通以前に使われていた旧道の跡が残っていました。


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