廃線隧道【BLOG版】
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東洋染業の煉瓦倉庫(愛媛県松山市)
名所
2022/03/17
17:03
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東洋染業の煉瓦倉庫
(戦前絵葉書より)
いよ立花駅
の頁でも少し触れましたが、同駅西側にあるノコギリ屋根の煉瓦倉庫は大正時代に東洋染業が製油所として建設したもので、現在は重松倉庫株式会社の所有になっています。立花地区は戦後に宅地化が進んだ結果、現在では松山市内でも屈指の住宅密集地帯になっていますが、この絵葉書が撮影された大正11(1922)年頃には農地が広がっていたようです。
東洋染業の煉瓦倉庫
(令和4年3月14日撮影)
南側から見た煉瓦倉庫
絵葉書に写っている煉瓦倉庫のノコギリ屋根は6連。しかし、現状は8連の屋根があるため煉瓦の壁面を観察してみると、南側の2連は他の6連とは構造が異なっていることが判明。南側の2連は東洋染業が開業した後に増設したものなのでしょう。
北側6連と南側2連の境目
北側から見た煉瓦倉庫
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