
【A地点】 東側から見た札ノ辻
(平成20年6月16日撮影)
3年前に愛媛県西条市にあったという営林署跡地を見に行った際、市役所周辺の道路に何となく違和感を感じていたところ、今年度から西条にも出張に行くようになって違和感の正体が判明。市役所東側にあったアオイロード(東町商店街)のアーケードが撤去されていたのでした。
アオイロードは県道13号・壬生川新居浜野田線の旧道に相当する古くからの幹線道路ですが、昭和37(1962)年頃にアオイロードにアーケードが設置されて歩行者専用道になると、当時の西条市街は今ほど東西道路が整備されていなかったため、車両が市街地を通り抜けるには産業道路(昭和47年頃開通)か駅前通りまで迂回しなければならなくなりました。

【A地点】 東側から見た札ノ辻東側から見た札ノ辻
(令和3年2月12日撮影)

【A地点】 東側から見た札ノ辻西側から見た札ノ辻
(平成20年6月16日撮影)
アオイロードと紺屋町商店街の交差点は藩政時代には西条藩の札ノ辻(高札場)になっていたほか、旧・西条町の道路元標も設置位置にも指定されていましたが道路元標は現存していません。
ググってみるとアオイロードのアーケードが撤去されたのは平成26(2014)年のことで、この際に道路幅も5.5mから9.0m拡幅されたそうです。まあ、平成20(2008)年の時点でアオイロードは寂れ切っていたので、再開発に伴い車道に戻すのは妥当な判断ではないかと思います。再開発に携わった再開発共同事業体は、マンションの売れ行きが不調で倒産したらしいけど。

【A地点】 東側から見た札ノ辻西側から見た札ノ辻
(令和3年2月12日撮影)

【B地点】 アオイロードの東端から新居浜方面を見る
(平成20年6月16日撮影)
アオイロード(跡地)東側の旧・県道13号には、御舟橋、元橋、玉津橋と言った大正末期から昭和初期にかけての古い橋が現存しています。

【B地点】 アオイロードの東端から新居浜方面を見る
(令和3年2月12日撮影)

【C地点】 銀座街
(令和3年2月12日撮影)
札ノ辻付近の定点撮影をした後は、紺屋町から銀座街を経て登道まで南北のアーケード街を歩きましたが、それぞれ1~2軒程度の店しか開いていないほどの凄まじい寂れっぷりでした。アーケードの老朽化は素人目にも著しく、遠からず撤去されるものと思われます。

【D地点】 登道商店街
(令和3年2月12日撮影)

【E地点】 登道商店街南口
(令和3年2月12日撮影)

【F地点】にあった白看
(平成16年6月17日撮影)
駅西通りと県道141号・西条港線の交差点には以前は白看が残っていたのですが、この写真を撮ってから間もない平成17(2005)年頃に撤去されてしまいました。なお、喜多川通りの開通は昭和50年代のことなので、この白看には直進方面の記載はありません。

「←国道11号線0.7km、西条港2km→」

いよっ子ラーメン
(平成19年12月7日撮影)
せっかく駅前通りまで出て来たので、久しぶりに駅前の「いよっ子ラーメン」という豚骨ラーメンが美味い店で昼食にしようと思っていたのですが、残念ながら潰れてしまっていて跡地は鉄板焼の店になっていました。

いよっ子ラーメンの炒飯と豚骨ラーメン

札ノ辻周辺地図
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