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潮江橋05
初代・潮江橋と土佐電の橋梁
(戦前絵葉書より)

高知市内の交通の中心であるはりまや橋から県道34号(桂浜はりまや線)を南下すると、すぐに鏡川に架かる潮江橋(うしおえはし)を渡る事になります。潮江橋が初めて架けられたのは明治36(1903)年、それまでは西隣に位置する天神橋(現・天神大橋)が高知城下と桂浜、浦戸方面を結ぶ主要路でした。3年後の明治39(1903)年には土佐電・桟橋線が開業し、潮江橋の下流側に鉄道専用橋が架設されました。

【初代・潮江橋】
明治36(1903)年竣工
延長132m、幅員4.2m
木鉄混合トラス橋
昭和3(1928)年架替


潮江橋13
現在の潮江橋
(平成23年10月9日撮影)






潮江橋01
二代目の潮江橋
(戦前絵葉書より)

昭和3(1928)年に高知駅から桟橋を結ぶ新道(現在の国道32号→県道34号)が開通すると、新道の延長線上にあった潮江橋も架け替えとなり、道路橋と鉄道橋を一体化した専用軌道の二代目・潮江橋が完成。二代目の橋は昭和56(1981)年まで利用され、老朽化と幅員不足が原因で現在の橋に架け替えられました。昭和初期としては十分な幅員(18m)をもって造られた二代目の橋でしたが、昭和50(1975)年に撮影された空中写真を確認すると、桟橋通りの中で潮江橋だけが道幅が狭まっており、文字通りボトルネックになってしまっていた事が分かります(現在の潮江橋は30m以上もの幅員がある)。

【二代目・潮江橋】
昭和3(1928)年竣工
延長131m、幅員18m
プレートガーダー橋
昭和56(1981)年架替


潮江橋02
現在の潮江橋
(平成23年10月9日撮影)






潮江橋03
潮江橋の親柱

現・潮江橋の親柱に刻まれた橋名を見ると、昭和56(1981)年製にしては字体が古風に見えます。おそらく二代目橋の親柱をそのまま使用しているか復元した物なのでしょう。


潮江橋04
はりまや橋側から見た現・潮江橋



潮江橋06
桟橋線(梅の辻~堀詰間)の旧線跡

昭和3(1928)年に二代目・潮江橋を含む高知駅~桟橋間の新道が開通するまでは、桟橋線の梅の辻~堀詰間は潮江橋北詰から西に折れてクランク状に堀詰駅に接続していました。





潮江橋07
昭和3年まで桟橋線の起点だった堀詰駅
(戦前絵葉書より)

伊野線の軌道が敷かれている国道33号の沿線は、高知空襲によって旭町付近まで甚大な被害を受けたため、戦後に復興事業の一環として国道の道幅が倍程度に広げられました。そのため国道33号は旭町一丁目を境にして明確に道幅が異なっています。


潮江橋08
現在の堀詰駅
(平成21年10月31日撮影)






潮江橋09
堀詰駅から本町、桝形方面を見る
(平成21年10月31日撮影)



潮江橋10
本町付近の国道33号
(戦前絵葉書より)



潮江橋11
桝形付近の国道33号
(戦前絵葉書より)



潮江橋12
潮江橋周辺地図



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