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片坂01
【A地点】 片坂の最高所付近
(平成19年5月26日撮影)

報道によると本年11月17日(土)に窪川佐賀道路の片坂バイパス(四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC、L=6.1km)が開通するとの事です。片坂(片坂峠)は海岸沿いの佐賀(現・黒潮町)から台地上の窪川(現・四万十町)へ登る典型的な片峠で、一時改築を終えた国道56号(現道)の中でも久礼坂と並ぶ難所として知られています。
なお、土佐くろしお鉄道では、この標高差をクリアするため四国初のループトンネル(第1川奥トンネル、L=2,031m)が採用されました。


片坂13
四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC間



片坂02
【B地点】 黒潮町側の旧道分岐

それでは海岸の黒潮町側から旧国道を見て行きましょう。新旧道は片坂の登り口(標高100m)から分岐しており、新旧道共に約2.5kmで頂上(標高250m)まで駆け上がります。


片坂03
【B地点】から見た国道56号(現道)

現在の片坂は3つのトンネル(片坂第1~第3トンネル)と2つの橋(第1、第2市野瀬橋)を建設して昭和46(1971)年に開通したものです。先ほど現道の片坂を「国道56号の難所」と紹介しましたが、実際にはヘアピンカーブがあるものの全区間が制限速度50km/hであり、普通に走っている分には特に走りにくい道ではありませんでした。


片坂04
【C地点】 旧国道

現在の旧国道は町道・片坂線に指定されていますが、管理されているのは黒潮町側の第一ヘアピンカーブ(C地点)まで。そこから先は廃道状態(最近の地形図からも抹消されている)になっているので車両で通り抜ける事はできません。


片坂05
【D地点】 旧国道

片坂旧道の廃道区間は基本的に薮に没しているものの、時折現れる日当たりの悪い箇所は往時の道形が良く残っています。


片坂06
【E地点】 旧国道

片坂第1トンネルと第2トンネルの間で、旧道とヘアピンカーブを折り返してきた現道が最接近。ここには小さな沢を渡る無名のコンクリート橋が架かっていました。


片坂07
【E地点】 無名のコンクリート橋



片坂08
【F地点】 新旧道の合流地点

片坂第1トンネルが貫いている尾根を回り込むと現道に突き当たる形で旧道は終了。旧道には致命的な路肩の欠損等はないので性能の良い四駆車なら走破できる可能性もあるけど、窪川側の出口は金網で塞がれているため、知らずに実行すると最後に泣きを見る結果になります。


片坂09
【F地点】から高知方面を見る

ここからしばらくは一時改築時の現道拡幅区間となるので旧道は存在しません。なお、写真には「ゆずり車線」の標識が写っていますが、全長がたったの100m程度しかないので、ここで低速車を追い越す事は困難でしょう。


片坂10
【G地点】 旧国道の町境

片坂の頂上付近で再び現道から短い旧道が分岐しています。ここは町境になっていて平成19(2007)年の時点では「佐賀町」の白看が(落下しているものの)現存していました。


片坂11
佐賀町の白看



片坂12
片坂周辺地図



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