FC2ブログ
槻木峠トンネル01

平成19(2007)年8月14日に宮崎県小林市から国道265号を北上していたところ、災害により輝嶺峠が通行止になっていた事から迂回ルートとして県道143号・中河間多良木線と国道219号を選択。
この際に熊本県多良木町内の槻木地区に入ると、多良木町の中心部に抜ける槻木トンネル(槻木隧道)が拡幅工事のため、日中は時間通行止めになっている旨の告知がありました。時計を見ると、幸いにも通行可能な時間帯に隧道を通り抜けられそうだったので、拡幅工事中の隧道を通り抜けられる期待に胸が膨らむというものです。


槻木峠トンネル03
槻木側の櫛木峠道

櫛木峠は多良木町内の峠ではあるものの、標高が750mもあって長く険しい峠道です。それでも槻木地区にとっては町の中心部に通じる唯一の車道なので、県道沿いには(新)槻木トンネルの早期着工を訴える看板が立っていました。
新トンネルが求められているにもかかわらず、現トンネルが拡幅中である現状(平成19年)からも察せられるように、新トンネルの実現は容易ではないらしく、平成30(2018)年現在でも着工の見込みは立っていません。


槻木峠トンネル04
中河間多良木線道路改良促進期成同盟会が立てた看板



槻木峠トンネル05
槻木峠トンネル 槻木側坑口

槻木の中心部から15分ほどで峠の隧道に到着。残念ながら隧道の拡幅工事は最終段階に入っていて、既に旧態は失われていました(これより2ヶ月後の平成19年10月竣工)。拡幅したという割にはさほど隧道断面が大きく見えませんが、拡幅前は現状よりも高さが約1m低い素掘りの隧道でした。

【槻木隧道】
竣工年不明
延長65.0m、幅員2.8m、高さ2.7m
平成19(2007)年拡幅改修


槻木峠トンネル06
現道から見上げた槻木峠

槻木側からは隧道の直上に槻木峠の掘割が確認できます。槻木隧道の竣工年は隧道リストでも不明ですが、旧・槻木村は明治28(1895)年に峠を隔てた旧・久米村(現・多良木町)と合併しているので、明治時代のうちには槻木の交通の便を図るために隧道が開通していたのではないかと考えています(歴地形図は未確認)。


槻木峠トンネル07
槻木側の坑口前に建立されている祠



槻木峠トンネル08
槻木峠の別名は「しあわせ峠」



槻木峠トンネル09
ライナープレートに覆われた改修後の洞内



槻木峠トンネル10
槻木隧道 多良木側坑口



槻木峠トンネル11
多良木側坑口の全景



槻木峠トンネル02
槻木峠周辺地図



スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
http://haisentn.blog41.fc2.com/tb.php/1139-0c3d5fcd
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
この記事へのトラックバック