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桜谷隧道01
改修前の桜谷隧道
(平成11年10月撮影)

旧国道195号の桜谷隧道は大正3(1914)年に開通したもの。僅か80m程度の短い隧道ですが、開通による効果は絶大で蛇行する那賀川に沿った旧道(現在の旧々道)と比べると、実に6km以上もの距離が短縮されました。まあ、旧々道は車道であって徒歩での交通には、隧道の直上辺りに峠越えの道があったのではないかと思いますが…。

【桜谷隧道】
大正3(1914)年竣工
延長80.0m、幅員3.1m、高さ3.5m


桜谷隧道14
桜谷隧道周辺地図



桜谷隧道02
桜谷トンネル 阿南側坑口
(阿南側の旧道分岐点)

上記の地図のとおり、桜谷隧道は新トンネルである桜谷トンネルの開通によって昭和46(1971)年に旧道落ちしています。新トンネルの坑口脇から川沿いに分岐している道が旧道です。

【桜谷トンネル】
昭和46年(1971)年6月竣工
延長278m、幅員8.0m


桜谷隧道03
桜谷隧道と旧々道の分岐点

旧道に入って400m程で旧隧道が口を開けていました。こちらも新トンネルと同じく、坑口前から旧道(旧々道)が分岐しています。後で旧々道の方も通ってみましたが、道中には水崎の集落もあるので、普通車でも問題なく通行できました。





桜谷隧道04
桜谷隧道 阿南側坑口
(平成18年5月4日撮影)

桜谷隧道は竣工から90年が経過した平成16(2004)年に、道路維持修繕工事として全面的な補修工事が行われ、坑門の補修と共に内部が全面的にライナープレートによって巻き立てられました。これによってライナープレートの分だけ断面が僅かに縮小したため、制限幅が3.2mから3.0mに、制限高が3.5mから3.2mに改められています。なお、改修前の坑門は無骨なコンクリート製で、扁額を始めとする装飾的な構造は一切ありませんでした。


桜谷隧道05
桜谷隧道 阿南側坑口
(平成15年3月25日撮影)






桜谷隧道06
老朽化によって亀裂が生じていた洞内のコンクリート
(平成15年3月25日撮影)



桜谷隧道07
洞内から高知方面を見る
(平成18年5月4日撮影)






桜谷隧道08
桜谷隧道 高知側坑口
(平成18年5月4日撮影)



桜谷隧道09
桜谷隧道 高知側坑口
(平成15年3月25日撮影)






桜谷隧道10
桜谷の集落内を通る旧国道

隧道西側の旧道は桜谷の集落を通っています。桜谷には小学校や幼稚園もあり、旧上那賀町の中では規模の大きな集落の一つです。


桜谷隧道11
桜谷トンネル 高知側坑口
(高知側の旧道分岐点)

高知側も新トンネルの手前で新旧道が分岐していますが、こちら側は現道が直角カーブを描いているため見通しが悪く、合流には細心の注意を払いました。


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