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八幡浜道路28
市外大洲街道夜昼峠の桜
(戦前絵葉書より)

帰省中に夜昼峠の八幡浜側で撮影されたとみられる戦前絵葉書を入手したため、嫁の実家に泊まった際にさっそく現状確認をしてきました。


八幡浜道路29
【A地点】 旧国道197号の白看

絵葉書には特に目印になるような物は写っていないため、周辺地形と右カーブを描く旧国道の線形だけが頼りとなるので、取り合えず峠まで上がってみて、全ての右カーブをチェックしながら八幡浜市街に向けて下って行く事にします。当初、峠から約2km下った白看が立っているカーブを本命視していましたが、背後の尾根の見え具合が絵葉書とは異なっていたので、このカーブは絵葉書の撮影地ではなかったようです。


八幡浜道路30
「↑三崎60km、八幡浜5km」



八幡浜道路31
【B地点】 国道197号の青看

ちなみに旧道の白看と現道の青看に示された距離を比較してみると、八幡浜~三崎間の距離に17kmもの差があります。これは白看が設置されていた昭和46(1971)年以前の国道197号は俗に「イクナ酷道」と呼ばれていた悪路で、現在では数多くのトンネルによって大幅にショートカットされている事が原因です。イクナ酷道時代の八幡浜~三崎間を陸上移動する事は現実的でなく、佐田岬半島の各港に寄港する沿岸航路(昭和60年廃止)が交通の主役でした。





八幡浜道路32
【C地点】 八幡浜市郷の旧国道197号
(平成30年7月29日撮影)

右カーブを一つ一つチェックしていくと峠から3km地点で遂に撮影地を発見。絵葉書と比べると桜の木は随分と少なくなっていますが、道路線形と言い背後の尾根(この写真では見えませんが…)と言い間違いありません。


八幡浜道路28



八幡浜道路33






八幡浜道路34
【D地点】の旧国道から見た八幡浜東インター建設予定地
(平成30年7月29日撮影)

絵葉書の撮影地から少し下ると建設中の八幡浜東インター(仮称:郷インター)が視界に入ります。ここでは去年までは未着工だった新夜昼トンネル(L=2.7km)の建設が始まっっている事が確認できました。それにしても昭和の中期から後期にかけて四国最長の地位にあった夜昼トンネルが旧道化する日が来るとは思わなかったなあ。


八幡浜道路35
【D地点】の旧国道から見た八幡浜東インター建設予定地
(平成13年1月28日撮影)






八幡浜道路36
【E地点】の旧国道から見た新夜昼トンネル建設予定地
(平成30年7月29日撮影)



八幡浜道路37
【E地点】の旧国道から見た新夜昼トンネル建設予定地
(平成18年11月5日撮影)






八幡浜道路38
【F地点】の現国道から見た郷高架橋建設予定地
(平成30年7月29日撮影)

ところで八幡浜道路(八幡浜IC~八幡浜東IC)は平成30年度の開通予定とされていますが、平成30年7月末の時点で郷高架橋(L=220m)は橋脚が1基しか完成していないような状態なので、はっきり言って平成30年度中の開通は100%無理だと思います。


八幡浜道路39
八幡浜インター
(平成30年7月29日撮影)

最後に八幡浜IC側も確認してみたものの、こちら側も今年度中に延伸できるような雰囲気ではありません。無料の高速道路が大洲から保内まで繋がれば、八幡浜の交通事情は大きく改善されるだろうから、八幡浜道路については名坂道路のように遅れる事なく早期開通を期待したいところです。


八幡浜道路40
八幡浜東インター周辺地図



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