坊っちゃん列車01
坊ちゃん列車

今日は休みだったので伊予鉄名物の「坊ちゃん列車」に乗ってきました。
坊ちゃん列車とは伊予鉄道が明治21年(1888年)の開業時にドイツのクラウス社から購入した蒸気機関車の事で、夏目漱石の小説「坊ちゃん」に登場する事から、この愛称(今では正式名称)で呼ばれています。
本来の坊ちゃん列車(蒸気機関車)は昭和29年(1954年)に運行を終了しており、現在の坊ちゃん列車は平成13年(2001年)から復元運行されているディーゼル車で、松山市駅前駅~道後温泉駅間、古町駅~道後温泉駅間にて運行されています。


坊っちゃん列車02
方向転換のため人力で客車を移動する

終着駅(市駅、古町、道後温泉)では折返し運転の為の方向転換作業が見られます。客車は人車軌道よろしく人力で機関車と連結します。市駅前駅では後続電車が立て込んでいるので乗務員さんは大急ぎ。学ランみたいな乗務員の制服も明治時代の物を復元した物です。


坊っちゃん列車08
機関車の方向転換作業
(道後温泉駅にて)

各終着駅には転車台がない事から機関車は内蔵した油圧ジャッキにて車体を浮かせて回転させます。この回転作業も坊ちゃん列車の見所のように解説されているけど、インチキ臭くて私はあまり好きではありません。


坊っちゃん列車03
客車内

客車内も夏目漱石が乗った坊ちゃん列車を限りなく忠実に再現しています。それだけに冷暖房は無く(夏場はヤバい)、椅子も硬くて乗り心地は良くないですが、それは復元の完成度の高さだと言う事で明治時代の列車の雰囲気を満喫出来ます。観光シーズンは多くの乗客で賑わいますが、平日の昼間に乗るとたいてい乗客は自分だけです。


坊っちゃん列車04
坊ちゃん列車と松山城

市駅前駅を発車すると、すぐに車窓から松山城が見えてきます。道中では乗務員さんが「坊ちゃん列車」「松山城」「愛媛県庁」「道後温泉」について、惚れ惚れするほどよく通る声で解説してくれるので観光客の皆さんも興味深く聞いています。しかし私しか乗ってない時などは地元民でもあるし、何だか申し訳ないような恥ずかしいような気持ちになったりもします(笑)。


坊っちゃん列車05
大街道駅に停車中の坊ちゃん列車

大街道駅付近を通過中の坊ちゃん列車(写真は道後温泉→市駅方面)。ちなみに路面気動車というのは全国的に見ても非常に珍しい存在なんだとか。


坊っちゃん列車06
道後温泉駅前

市駅前から約15分で道後温泉に到着。大街道でも乗降車出来ますが、途中下車しても運賃は一律300円です。


坊っちゃん列車10
給油中の坊ちゃん列車

前述の通り坊ちゃん列車はディーゼル車、運が良ければ道後温泉駅にて軽油を給油している様子が見られます。


坊っちゃん列車07
道後温泉駅駅前の足湯

うちの子供にとって坊ちゃん列車と道後の足湯は定番コースになってるのですが、今日は足湯で旅番組か何かの撮影をしていました。芸人(?)がわざとらしく「ちょうど人力車に乗った芸者さんがやって来ましたよ」などと言ってたので思わず「スタンバイしてたクセに」とツッコんでしまいました。ってか、いくら道後温泉でも芸者さんが人力車に乗って通りがかるなんて有り得ないでしょ(笑)。


坊っちゃん列車09

なお、坊ちゃん列車の乗車には1Dayチケットがお得です。
500円で市内電車の全区間とバスの都心循環東南線・東西線・平和通線が乗り放題で、坊ちゃん列車に1回乗車出来ます。うちの子供は乗り物が大好きなのでいつもこれで昼前から夕方まで乗ってます。特にバスは普段乗る機会が無いので、こういうチケットで公共の交通機関に触れるのも良いんでないかと思います。あと、この記事を書いてて知ったのですが+200円で、高島屋のくるりん(大観覧車)も利用できるみたいですよ。


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コメント
この記事へのコメント
松山いいですねぇ~
あのうまい六一タルトって松山でしたっけ・・・

漱石と志賀直哉が好きな文豪ですが、ゆかりの地である道後温泉は是非とも行ってみたいところです。

昔は至るところに「併用軌道」がありましたが、今となっては道路を汽車が走るというのは貴重だと思います。
2009/01/09(金) 22:07 | URL | RYO #-[ 編集]
文学がお好きでしたら鉄道と一緒に観光すれば十分楽しめると思いますよ。是非お越し下さい。
2009/01/11(日) 00:25 | URL | しろ #cim2vaZ6[ 編集]
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