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鹿野川大橋01
二代目・鹿野川大橋

国道197号と旧肱川町役場を結ぶ位置に架かる鹿野川大橋(愛媛県大洲市)は、従来の渡し船に代わって昭和11(1936)年に開通したものです。この初代・鹿野川大橋はRC桁橋で、肱川本流に架設された永久橋としては肱川橋(国道56号)、大川橋(国道197号)、長浜大橋(国道378号)、大和橋(県道28号)と並んで最古の部類に該当しますが、開通から僅か9年後の昭和20(1945)年に発生した枕崎台風によって流失してしまいました。戦後の混乱期が一段落着いた昭和26(1951)年に、橋台等の一部を再利用して吊橋として再建され、昭和53(1978)年に少し上流に現在の橋が開通するまで利用されました。

【二代目・鹿野川大橋】
昭和26(1951)年竣工
延長101m、幅員3.0m
吊橋
昭和53(1978)年架替


鹿野川大橋02
現在の鹿野川大橋から見た旧橋跡
(平成27年3月8日撮影)

旧橋の遺構は吊橋の象徴たる主塔は2基とも残っておらず、左岸側の橋台は国道197号の拡幅に伴い消失しているため、右岸側に橋台が残るのみです。


鹿野川大橋03
現在の鹿野川大橋から見た旧橋跡
(平成30年7月25日撮影)

鹿野川大橋を含む肱川流域は平成30年7月豪雨によって大きな被害を受けました。平成30年7月末日時点で国道197号は鳥首~赤岩間で通行止になっているほか、鹿野川大橋も流失こそしなかったものの通行止になっています。

※大洲市内の冨士橋も豪雨災害の被害により通行止になってました。


鹿野川大橋06
右岸側に残る旧・鹿野川大橋の橋台



鹿野川大橋04
現在の鹿野川大橋
(平成22年3月18日撮影)



鹿野川大橋05
鹿野川大橋西詰交差点
(平成30年7月25日撮影)

鹿野川大橋の西詰では国道197号の路肩が大規模に欠損し、鹿野川大橋と分断されてしまったため、豪雨災害以来通行止になっています。素人目には結構大きな被害だったため、復旧には長い時間を要するものと推測していましたが、これより約2週間後には応急復旧工事が完了して8月8日から通行できるようになりました。





鹿野川大橋07
県道32号と県道55号の交差点
(平成13年5月9日撮影)

国道197号から鹿野川大橋を渡ると、かつての町役場もあった旧肱川町の中心部です。2000年代前半と比べると旅館や商店も廃業してしまい活気が失われていますが、県道32号・肱川公園線と県道55号・小田河辺大洲線の交点には現在も白看が残っています。


鹿野川大橋08
県道32号と県道55号の交差点
(平成30年7月25日撮影)



鹿野川大橋09
県道32号と県道55号の交差点に立っている白看
(平成30年7月25日撮影)


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