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中銀カプセルタワービル01
蓬莱橋南交差点から見た中銀カプセルタワービル

ここ最近、職場で不動産投資(主にワンルーム)が流行っていて、23区内で物件の下見をする同僚たちに付き合わされる事が何度かありました。そんな中で通り掛かったのが日本唯一のカプセル型マンションと思われる銀座8丁目の中銀カプセルタワービルです。
私は23区内の物件の多くが実質利回り4%程度の現状では、サラリーマンがワンルーム投資を行うには手間とリスクの割にリターンが少な過ぎるため、現金を温存しといた方が良いのではないかと思います。


中銀カプセルタワービル02
中銀カプセルタワービル

中銀カプセルタワービルが完成したのは高度経済成長期から安定成長期への過渡期の昭和47(1972)年。著名な建築家であった黒川紀章氏(1934~2007)によって設計されたもので、独創的なデザインもさることながらカプセル型の部屋が交換可能な構造である事が大きな話題を呼びましたが、実際には個別でのカプセルの交換は困難である為、築56年が経過した現在まで一度も交換される事はありませんでした。
現在では多くのカプセルが老朽化によって廃墟と化している言われているものの、依然として一部には根強い人気がある事から所有者の間でも建て替え派と保存派の意見が対立し膠着状態となっており、まだ当分の間は現状が維持されるでしょう。
と思っていたら3ヶ月も経たないうちに、当ビルの危機を報じる内容の報道があったので以下に転載しときます。

建築家・黒川紀章氏設計のカプセルタワー、老朽化進み解体の危機 「東京タワーより重要」保存求める署名運動も

2007年に死去した建築家の黒川紀章氏が手がけた中銀(なかぎん)カプセルタワービル(東京都中央区)に取り壊しの危機が訪れている。日本初のカプセル型集合住宅として世界的に有名だが、老朽化を理由に土地所有者側は解体を主張。これに対し、「東京タワーより重要な建築」と評価する専門家もおり、所有者の一部は保存を求める署名活動を開始した。
(以下略)


夕刊フジ 平成30年9月6日(木)配信記事より


中銀カプセルタワービル03
中銀カプセルタワービル周辺地図






中銀カプセルタワービル04
北浦和公園の中銀カプセル

なお、中銀カプセルタワービルのカプセル1室は平成24(2012)年に北浦和公園(埼玉県さいたま市)に移設され常時展示されています(施錠されているので入室は不可)。


中銀カプセルタワービル05
中銀カプセルの内部



中銀カプセルタワービル06
国道463号のケヤキ並木

ちなみに北浦和公園北側の国道463号は、旧浦和市から所沢市にかけての17kmに計2,417本ものケヤキが植樹されている「日本一長いケヤキ並木」の一部なんだそうです。


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