
かもざる(1,400円)
愛媛に帰省したら必ず久万(愛媛県上浮穴郡久万高原町)には行く訳で、今秋も町内若宮の「生そば若宮」に行って来ました。今回注文したのは前回の訪問では唯一漏れてた「かもざる」。野趣溢れる香り高い十割の新蕎麦にハンガリー産の鴨がよく合っていて絶品だったと思います。最近は立川界隈では蕎麦屋に行かなくなってしまってたけど、四国でこういう美味い蕎麦を食べると本場である関東での蕎麦巡りを再開したい衝動にかられました。
なお、若宮は11月中旬から冬季休業に入って、営業再開するのは雪が解ける3月下旬という事です。行ってみるなら予約しといた方が良いですよ。
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【A地点】 三坂峠の大ヘアピンを登坂する国鉄バス
(昭和40年代の絵葉書より)
国鉄バス「松山高知急行線」は四国では初となる省営自動車の「予土線」(現在のJR予土線とは無関係)として昭和9(1934)年に松山~久万間が開業しています(昭和26年に高知まで延伸開業)。省線・予土線(松山高知急行線)は開業以来長らく松山~高知間の最短経路である国道33号線を経由していましたが、四国の高速道路網の整備が進んだ2000年代からは松山道→高知道のコースが主流となり、かつては多くの交通で賑わった国道33号線の予土国境は路線バス空白地帯になる程に衰退してしまいました。
松山と高知を結ぶ最短コース松山高知線の三坂峠から眼下に松山市内、瀬戸内海が一望できます。「なんごく号」は松山高知間3時間30分、7時30分、8時(この間1時間ごと発車)18時、18時30分発車座席指定制(みどりの窓口で)、リクライニングシート、冷暖房車。

昭和初期の明治橋
(戦前絵葉書より)
明治橋(愛媛県八幡浜市)の由来は明治37(1904)年に木造トラス橋が架けられた事に始まります。
翌明治38(1905)年には夜昼峠の夜昼隧道が完成しており、明治末頃からは西宇和郡の郡役所が置かれていた八幡浜を中心に、四方八方へ向けて車道の整備が進められていました。明治橋の架設位置は大正時代に定められた郡道制度では、卯之町方面(県道25号)、三瓶方面(県道26号)、川上方面(国道378号)の根元に当たっているため、八幡浜から南方への道路整備においては非常に重要な架橋であったはずです。初代の木造トラスは老朽化によって架け替えられ、昭和5(1930)年に現在の二代目・明治橋が完成しました。

肱川橋北交差点から見た肱川橋
(平成28年11月12日撮影)
先日、架替工事が始まった肱川橋の旧橋(大正2年架設)について記事にしたばかりですが、思いのほか早くに帰省する事ができたので、仮設橋の開通によって残すところは撤去を待つばかりとなった現橋(昭和36年架設)についても比較写真で紹介しておきましょう。

三江線・作木口駅
11/14(月)~16(水)まで育休を貰って、金曜(11/11)の夜から5連休で松山に帰ってきました。今回の帰省の主な目的は9/25に生まれた三女のお国入りと、平成30(2018)年3月に全線廃止が予定されている三江線(三次駅~江津駅、L=108.1km)を記録しておく事です。
江津の他に久しぶりに土佐清水にも行って来たので、この5泊6日での走行距離は計2,765km、要したガソリンは276.94L(34,316円)でした。
八王子IC【18:00】→海老名JCT【18:26】→御殿場JCT【18:57】→藤枝PA【19:48~20:44】→豊田東JCT【21:47】→草津JCT【23:10】→倉敷JCT【2:00】→坂出JCT【2:30】→大洲IC【4:48】

ねぎバターらーめん(700円)+大盛(100円)+チャーシュー(150円)
今秋の帰省時にも2~3年前の帰省時と同様に、江川崎から中村に向けて国道441号を南下する事になりました。その際に私が拠点にしている松山市なり八幡浜市からだと、国道441号(四万十区間)のどこかで昼飯時になる訳ですが、最近は旧西土佐村の「いわき食堂」ばかりが続いていたので、新規開拓とばかりにタブレットでラーメン屋をググってみると旧中村市街にて良さそうなラーメン屋「まんき屋」(食べログで四万十市2位)がヒットしたのでした。
まんき屋(満来屋)は土佐くろしお鉄道の終着駅である宿毛駅前を発祥とするラーメン屋で、平成28(2016)年現在、宿毛本店と四万十店の2件が営業しており、それぞれ濃い味のラーメンと、Yahoo!ショッピングで全国一位に輝いた「味の匠」の餃子が人気を博しています。

しょうゆチャーシューメン(650円)+大盛(100円)
今秋の帰省時には久しぶりに豚太郎(平野店)でラーメンを食べてきました。
豚太郎とは昭和42(1967)年に高知県高知市に開業した老舗ラーメン店で、昭和40年代後半から高知県、愛媛県を中心にフランチャイズ展開を開始。愛媛県内では私が知っている範囲だけでも松前店(北黒田から岡田に移転)、砥部店、久万店、平野店、宇和店が30年前から営業を続けています。
豚太郎の基本ルールとしては、麺を始めとする具材は本部から仕入れる事。メニューに醤油、塩、味噌を必ず入れて、これらの価格は全店同じとする事。以上の2点以外は全てオーナーの裁量に任せられているそうです。
よって平野店には独自メニューのカレーラーメン(550円)が存在したり、高知県内の多くの店舗では味噌カツラーメンが名物だったりする訳です。