
御殿山料金所
(無料開放後)
本日、無料開放後の八王子バイパスを初走行してきたので、以下に無料開放後と有料道路時代と比較していきます。
まずは御殿山にあった料金所は12月31日現在、「御殿山料金所」の看板が「無料」の幕に覆われていた他は手付かずのまま残っていました。もちろん無料化に伴い停車する必要はなくなりましたが、料金所の手前は上下線とも有料道路時代と同様に制限速度が40km/hになっています。このような状態で料金所が残っていると、戸惑って停車しそうになるドライバーもいるだろうから、追突事故防止の観点からも早急な撤去が望まれるところです。
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木本隧道 新宮側坑口
(戦前絵葉書より)
熊野市(旧・木本町)の海岸景勝地である鬼ヶ城に車道を通す為、大正15年に県道新鹿木本線(現・国道311号線)の一部として木本隧道が開通しました。延長は509mあり、当時の道路隧道としては栗子山隧道(福島・山形県境)、佐波山隧道(山口県)に次ぐ長大隧道でした。
昭和24(1949)年になると国道42号線の新道(大泊~佐田坂~小坂隧道)が開通した為、木本隧道も国道42号線に編入され、昭和39(1964)年には国道42号線の新トンネルとして鬼ヶ城トンネルが開通したことから、旧道となった木本隧道は昭和48(1973)年に鬼ヶ城歩道トンネルと名前を変えて、歩道及び車両は熊野市街から尾鷲方面へ向けての一方通行路として活用されています。
二百八十間の隧道を出づれば直ちに鬼ヶ城の千畳敷に通ずべく泊観音古刹
泊の海水浴場もこの附近にあり
新宮 久保写真館撮影
なお、上記絵葉書を撮影した新宮の久保写真館は、現在も新宮市新町にて営業しているようです。

小倉谷隧道 関ヶ原側坑口
岐阜県道56号線(南濃関ヶ原線)の旧道が、養老町の天井川である小倉谷川を潜るために建設されたのが小倉谷隧道です。昭和54(1979)年に上流側に小倉橋を含むバイパス道路が開通したことから、小倉谷隧道は幹線としての役割を終え、現在は小倉地区界隈の生活道路、もしくは県道225号線(小倉鳥江大垣線)へのアクセス道路として活用されています。
【小倉谷隧道】
大正12(1923)年竣工
延長18.3m、幅員4.0m、高さ4.2m (制限高3.5m)
【地図】