結局、建設凍結の直轄18路線は僅か2ヶ月で四国の地芳道路と高知南国道路を含む5路線の事業再開が確実になったようです。今回は凍結18路線の中でも桁違いの総事業費1300億円を要し、無駄な道路の代表格として評判の悪い「高知南国道路」についてご紹介します。
(撮影日はH21.6/13)

高知南国道路は高知ジャンクション~高知空港インター(南国市)間の15kmの自動車専用道路で、高知市と安芸市を結ぶ高知東部自動車道(L=36km)の一部として建設がいます。この高知東部自動車道は夜須以東ではそこそこの有効性が見られなくもないそうですが、高知~南国間は既存の道路が多数存在する上に国道195号線バイパスも建設中とあって批判の的になる事が多く、ガソリン税の暫定税率の時も無駄な道路として全国ネットで叩かれておりました。ぐぐってみても出てくるのは悪評ばかりなのが実情で、費用対効果は0.86ながら0.52の地芳道路以上に無駄な道路のような気がします。ちなみに2001年の着工時には有料道路として計画されていましたが、2004年に無料に変更となっています。
(撮影日はH21.6/13)

高知南国道路は高知ジャンクション~高知空港インター(南国市)間の15kmの自動車専用道路で、高知市と安芸市を結ぶ高知東部自動車道(L=36km)の一部として建設がいます。この高知東部自動車道は夜須以東ではそこそこの有効性が見られなくもないそうですが、高知~南国間は既存の道路が多数存在する上に国道195号線バイパスも建設中とあって批判の的になる事が多く、ガソリン税の暫定税率の時も無駄な道路として全国ネットで叩かれておりました。ぐぐってみても出てくるのは悪評ばかりなのが実情で、費用対効果は0.86ながら0.52の地芳道路以上に無駄な道路のような気がします。ちなみに2001年の着工時には有料道路として計画されていましたが、2004年に無料に変更となっています。
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上林トンネル 久万側坑口
久万町側も坑口前から上林峠、陣ヶ森への登山道(林道)が分岐しています。地図を見るとこちらからだと峠まで僅か300mの距離なので歩いて行ってみる事にしました。(供用前の上林トンネル)

井内峠の次は西隣の上林峠を越えて久万へ行ってきました。
この道も井内峠同様、東温~久万高原間が県道の不通区間になっていますが2000年8月22日に開通した「林道 上林・河之内線」を使って通り抜ける事が出来るようになってます。車道としての歴史は浅い上林峠ですが、上浮穴郡と温泉郡東部を最短距離で結ぶ上林街道として古くから人馬の往来は盛んでした。

万世橋 【近代土木遺産Cランク】
万世橋は昭和5年に神田川に架けられた中央通りの橋で、東京のメインストリートに相応しい重厚なRC充腹アーチ橋です。橋の直下には神田川を潜る東洋初の河底トンネルである東京メトロ銀座線の神田川トンネルが通っています。万世橋のやや複雑な歴史については千代田区の教育委員会が建てた案内板に詳しいので以下に紹介しときましょう。
はじめはこの場所には橋がなく、約一五〇メートル上流に筋違橋門に附属する橋がありました。明治五年(一八七二)に門が解体されたとき、不要になった枡形石垣を転用して、門の跡に東京最初の石橋が架けられ、時の東京府知事大久保一翁により万世橋と命名されました。しかし一般には、半円形の二つの通船路の川面に映るさまが目鏡のようなので、目鏡橋の愛称で呼ばれました。
明治三十六年(一九〇三)に元万世橋と改称しましたが、明治三十九(一九〇六)年に撤去されました。橋名を刻んだ石の親柱は神田神社の境内に保存されています。
この場所に初めて橋が架けられたのは、明治十七年(一八八四)のことで、上流の昌平橋が流失したため代用として昌平橋が架けられました。上流の昌平橋が復旧すると、この橋は新万世橋と改称し、明治三十六年(一九〇三)には鉄橋に改築されて万世橋と再度改称しました。
現在の橋は、関東大震災の後の昭和五年(一九三〇)に架け替えられました。

チェーン規制中の三坂峠(2005年2月2日撮影)
地域高規格道路・三坂道路は国道33号線最大の難所、三坂峠に建設中の7.6kmのバイパス道路です。上浮穴郡久万高原町東明神を起点に、延長3km超の「三坂第1トンネル」で三坂峠を越え、続いて現道とは山を挟んだ裏側であるつづら川地区を8つの高架橋で横断、最後に「三坂第2トンネル」を抜けて松山市久谷町で現道に合流します。この道路が開通すれば現道の連続する屈曲、急勾配(4.2~7.3%)、冬季の凍結によるチェーン規制がほぼ解消され、松山と久万が非常に近くなる画期的な事業です。
9年前の2000年秋頃に着工、2006年に第1トンネルが、2007年に第2トンネルが貫通し、現在は主に中間部分のつづら川の高架橋が建設中で、2010年度に全線が開通する予定になっています。三坂道路の概要については松山河川国道事務所のページもどうぞ。