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桟橋通五丁目駅01
北側から見た桟橋通五丁目駅
(戦前絵葉書より)

土佐電・桟橋線は明治37(1904)年に鏡川より南側(梅の辻~桟橋間)が開業したのを起源としています。2年後の同39(1907)年には潮江橋の開通によって、現・伊野線との接続と市街中心部への乗り入れが可能になりました。昭和3(1928)年になると、はりまや橋と高知駅を結ぶ路線が開業した事から、堀詰に接続していた梅の辻以北の経路をはりまや橋接続に改め、高知市街を南北に縦断する現在の桟橋線の形状が完成しています。
戦前戦後にかけては桟橋から南方に延伸して、佐川との国鉄誘致競争に敗れた高岡(現・土佐市)方面に鉄道を敷設する構想もあったらしいですが、結果的にこの計画が実現する事はありませんでした。


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新谷駅01
【8:30】 新谷駅を通過するN2000系「宇和海6号」
(平成30年7月31日撮影)

今年の夏に帰省した際、大洲道路から内子方面へ向けて裏道を通っていると、新谷駅前を予讃線では見慣れないN2000系が通過していきました。当日は西日本豪雨の被害によって特急列車の間引き運転が行われていたので、N2000系による「宇和海」は災害対応の臨時的な措置かと思いましたが、本年3月のダイヤ改正から常用的に「宇和海」としての運用が始まっていたようです。


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下灘駅24
国道378号から見た青石海岸

夏休みに愛媛へ旅行に行った職場の同僚から『下灘駅の近くに「千と千尋の神隠し」に出てくるような海に続くレールがあった』という話を聞きました。私は地元民ながらそのようなレールの存在は知らず、「千と千尋…」も見てないので何とも言えませんでしたが、ググってみると確かに下灘の青石海岸にはレールが敷かれている事が判明。
私は当初このレールを最近に下灘人気に便乗したモニュメントかと思っていたけど、実際のところは小型船舶を引き揚げるための簡易的なスリップだったのではないかと考えるようになりました。

地図

[青石海岸の廃レール]の続きを読む
中公園駅01
ポートピア大橋を渡る8000型電車
(開業記念絵葉書より)

神戸の三宮とポートアイランド(人工島)の神戸空港を結んでいるポートライナーは、ポートアイランドの第1期工事(北部)竣工に合わせて昭和56(1981)年に開業した世界で初めてとなる無人運転式の新交通システムです。当初は中公園駅を出入口として島内北部を環状運転する暫定的な開業でしたが、2期工事が進捗し神戸空港が開港した平成18(2006)年に本線部分が開業して現在の路線形態(三宮~神戸空港間の本線と中公園~市民広場間の支線)が完成しています。
私は20年前(平成11年)に貿易センター駅(三宮起点0.8km)の沿線に住んでた事があり、昔を懐かしく思って三宮から貿易センターまで行ってみようと思いポートライナーに乗車してみました。


[ポートライナー・中公園駅]の続きを読む
笹子駅01
改良前の笹子駅入口交差点
(平成24年12月9日撮影)

富士急ハイランドへ行く途中に笹子駅(山梨県大月市)に寄ってみると、5年前に来た時には工事中だった駅前道路(県道504号・笹子停車場線)の改良が完成してました。改良前の笹子停車場線は道幅が狭かった上に、終点部分が角度のきつい鋭角交差点(笹子駅入口交差点)になっていたため、特に勝沼方面からの出入りが難しい構造でした。改良後は全区間(100mにも満たないが)が2車線になり、笹子駅入口交差点も直角に改められています。


[中央本線・笹子駅]の続きを読む
相模湖駅01
中央線與瀬駅
(戦前絵葉書より)

與瀬駅(与瀬駅)とは現在の相模湖駅(神奈川県相模原市)の旧名で、中央本線が八王子から上野原まで延伸した明治34(1901)年に開業しました。駅が所在する与瀬町が昭和30(1955)年に近隣の小原町、千木良村、内郷村と合併して相模湖町となった事に伴い、翌31(1956)年に新町名に合わせて相模湖駅に改称しています。
相模湖駅のホームは下り列車の有名撮影地のため私も何度か訪れており、絵葉書に写っている木造駅舎が現存していないのは承知していましたが、去年の年末から運行が始まったE353系スーパーあずさの撮影がてら再訪する事にしました。


[中央本線・相模湖駅]の続きを読む
松山市駅01
明治時代の松山駅(現・松山市駅)
(戦前絵葉書より)

この絵葉書は明治43(1910)年に松山駅(現・松山市駅)を撮影したものです。
伊予鉄道が四国初の鉄道として松山~三津間を開業したのは明治21(1888)年。当時の駅舎がどのような建物であったのかは不明ですが、松山市のホームページには明治41(1908)年の出来事として、「伊予鉄道、松山駅改築落成式・創業20周年の祝典を挙行する」 との記載があるので、絵葉書の駅舎は初代から建替えられた二代目に当たるのではないかと思います。


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岐阜羽島駅01
岐阜県道206号・岐阜羽島停車場線

2年前の今頃は名古屋に住んでいたので、「こだま」に乗って岐阜羽島駅前で開催された「なまずまつり」へ行ってきました。木曽川、長良川、揖斐川等が流れる濃尾平野では古くから鯰を含む川魚の食習慣が盛んな地域で、この年(平成27年)の「なまずまつり」では近畿大学のなまずを使用した「なまず丼」の販売がメインイベントでした。ちなみに今年の「なまずまつり」は11月11日(土)、12日(日)に開催される予定です。


[東海道新幹線・岐阜羽島駅]の続きを読む
串駅01
串駅
(奥が宇和島方面)

かの有名な下灘駅の西隣に位置する串駅(愛媛県伊予市)。
下灘駅と同様に瀬戸内海に近接した立地であるものの、プラットホームからはほとんど海が見えないため、下灘駅のように観光地化する事もなく現在では秘境駅の一つにも数えられています。海周りの予讃線(向井原駅~伊予大洲駅間の旧線)には、幹線時代の名残(行き違い設備跡等)が残っている駅が少なくありませんが、串駅にはそのような遺構は見られず当初から1面1線の棒線駅だったようです。


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横河原駅01
横河原駅の旧駅舎
(平成19年11月15日撮影)

小野川橋で伊予鉄電車を撮影した勢いで10年ぶりに横河原駅(明治32年開業)まで足を伸ばしてみると、駅舎が見慣れない新しいものに建て替えられていました。後でググってみると旧駅舎は平成27(2015)年に取り壊され、翌平成28(2016)年3月5日に新しい駅舎が供用を開始したとの事でした。旧駅舎は開業以来100年以上の歴史を誇っていただけに、昨今の文化財保存の機運に乗って当面は安泰だと勝手に思い込んでいたので、このタイミングでの取り壊しは意外であると同時に残念に思えてなりません。


[伊予鉄道横河原線・横河原駅]の続きを読む