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鶴舞第一隧道01
鶴舞第一隧道 加茂側坑口
(戦前絵葉書より)

関東地方における最後の「道の活動」として「小湊鉄道沿線名勝其六 鶴舞町相生坂の隧道」と題された絵葉書について現地調査を実施してきました。小湊鉄道とは内房線・五井駅(千葉県市原市)と上総中野駅を結ぶ鉄道で、大正14(1925)年に上総鶴舞駅を含む里見駅まで開業しています。

【鶴舞(田尾)第一隧道】
明治25(1892)年竣工
延長52.6m、幅員6.5m、高さ7.2m(!)


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高松道01
【14:02】 133.1キロポスト付近(津田東~白鳥大内間)の高松道
(平成27年8月4日撮影)

以前に高松東道路の頁でも少し触れましたが、高松自動車道のうち暫定2車線区間として残っていた「さぬき三木IC~鳴門JCT間」(51.8km、うち4車線化工事延長40.7km)の4車線化が本日完了したという事です。高松道は香川県内だけに留まらず、本四連絡の一端を担う主要道だっただけに2車線では容量が不足しがちであり、4車線化によってようやく真価が発揮される事になるでしょう。今回の記事では3年半前に当該区間を西から東に向けて走行した際の記録を記事にしておきます。

高松道全線4車線化 通行始まる

西日本高速道路が高松自動車道の鳴門インターチェンジ(IC)―香川県三木町・高松市境で進めていた4車線化事業が8日、完了した。制限速度も引き上げられ、徳島県内で初めて時速100キロで走れる高速道路となった。渋滞の緩和や所要時間の短縮、対面通行解消による安全性の向上などに伴い、観光や運輸面での利用拡大、大規模災害時の緊急輸送路としての役割が期待される。
全長51・8キロのうち追い越し車線として4車線化されていた区間を除く40・7キロで車線を広げた。2009年5月に着工し、政権交代による2年余りの中断を挟んで12年4月に事業を再開した。総事業費は760億円。
制限速度は鳴門IC―津田東IC間が100キロ、津田東IC―高松市境は80キロに引き上げられた。これまでは全線70キロだった。鳴門IC―高松市境の所要時間は44分から11分短縮されて33分になった。
(以下略)


徳島新聞 平成31年3月9日(土)配信記事より


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丸子藁科トンネル01
丸子藁科トンネル藤枝側坑口
(平成25年4月13日撮影)

報道によると本月22日(土)に国道1号・静清バイパスのうち、最後まで2車線区間として残っていた丸子IC~牧ヶ谷IC間(L=3km)の4車線化が完了したとの事です。同区間は大半を鞠子藁科トンネル(昭和63年開通)が占めており、4車線化に際しては東側に新しく下り線トンネルが掘削されました。

静清バイパスが4車線化 渋滞の緩和などに期待

静岡市の国道1号静清バイパスが12月22日から全線で4車線になり、記念のセレモニーが行われました。
(中略)
国土交通省静岡国道事務所によりますと2車線の際、静清バイパス全線の通過時間は42分ほどですが、全てが4車線になると約27分に短縮するということです。
全線4車線化で渋滞や事故が減ると見込まれ、通勤・通学などの利便性の向上が期待されます。


静岡放送 平成30年12月24日(月)配信記事より


[国道1号線・丸子藁科トンネル]の続きを読む
もくせいの杜01
【A地点】から見た廃道

昭和記念公園(東京都昭島市)の外側を歩いていると、同公園昭島口ゲート付近にて廃道を発見しました。
発見と言ってもこの道が現道の時には何度も通った事があるため、再発見と言った方が正しいでしょう。平成29(2017)年4月に新しく開通した都市計画道路に取り込まれて消失したものと思っていた道路が、実際には新道とは別物で廃道として残っていた訳です。


[もくせいの杜一丁目の廃道]の続きを読む
割石隧道01
割石隧道
(開通記念絵葉書より)

山梨県道9号・市川三郷身延線は古くは「東河内路」と呼ばれ、「駿州往還」(現・国道52号)の脇街道として本道とは相互に補完し合う関係だったため、本道と共に古くから整備が進められました。東河内路における難所だった黒沢~落居間の割石峠には、明治44(1911)年に割石隧道が開通していますが、この明治・割石隧道は昭和34(1959)年に自動車交通に対応すべく改築が実施されたため、残念ながら現存していません。


[旧山梨県道9号線・割石隧道]の続きを読む
県道191号01
県道191号・松山停車場線の起点
(【A地点】から【B地点】を見る)

今回は数ある愛媛県道の中でも、最も影が薄い部類に入るであろう県道191号・松山停車場線についてご紹介しましょう。
県道191号は松山市駅前の交差点を起点とし、100mも進まないうちに千舟町通りを右折して、ジュンク堂書店前の千舟町5丁目交差点で終点となります。なお、路線名は「松山停車場線」となっているものの、正しくは松山駅ではなく松山市駅の停車場線です。もしかすると、松山市駅が松山駅と名乗っていた時期(昭和2年に改称)に県道指定されたものなのかな?


[愛媛県道191号線]の続きを読む
片坂01
【A地点】 片坂の最高所付近
(平成19年5月26日撮影)

報道によると本年11月17日(土)に窪川佐賀道路の片坂バイパス(四万十町西IC~黒潮拳ノ川IC、L=6.1km)が開通するとの事です。片坂(片坂峠)は海岸沿いの佐賀(現・黒潮町)から台地上の窪川(現・四万十町)へ登る典型的な片峠で、一時改築を終えた国道56号(現道)の中でも久礼坂と並ぶ難所として知られています。
なお、土佐くろしお鉄道では、この標高差をクリアするため四国初のループトンネル(第1川奥トンネル、L=2,031m)が採用されました。


[旧国道56号線・片坂]の続きを読む
槻木峠トンネル01

平成19(2007)年8月14日に宮崎県小林市から国道265号を北上していたところ、災害により輝嶺峠が通行止になっていた事から迂回ルートとして県道143号・中河間多良木線と国道219号を選択。
この際に熊本県多良木町内の槻木地区に入ると、多良木町の中心部に抜ける槻木トンネル(槻木隧道)が拡幅工事のため、日中は時間通行止めになっている旨の告知がありました。時計を見ると、幸いにも通行可能な時間帯に隧道を通り抜けられそうだったので、拡幅工事中の隧道を通り抜けられる期待に胸が膨らむというものです。


[熊本県道143号線・槻木隧道]の続きを読む
歯朶ノ浦隧道01
歯朶ノ浦隧道跡
(平成28年11月13日撮影)

以布利トンネルからの帰り道に、10年ぶりに歯朶ノ浦隧道(高知県土佐清水市)の跡地を再訪してみると、新たに施された法面工によって僅かに残っていた坑門の煉瓦が完全に消失してしまっていました。残念ではありますが、旧道の途中からは片粕への市道が分岐しているので、市道の安全な交通を確保するためには必要な措置だったのでしょう。


[旧国道321号線・歯朶ノ浦隧道跡]の続きを読む
桜谷隧道01
改修前の桜谷隧道
(平成11年10月撮影)

旧国道195号の桜谷隧道は大正3(1914)年に開通したもの。僅か80m程度の短い隧道ですが、開通による効果は絶大で蛇行する那賀川に沿った旧道(現在の旧々道)と比べると、実に6km以上もの距離が短縮されました。まあ、旧々道は車道であって徒歩での交通には、隧道の直上辺りに峠越えの道があったのではないかと思いますが…。

【桜谷隧道】
大正3(1914)年竣工
延長80.0m、幅員3.1m、高さ3.5m


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