柳瀬トンネル01
内子東バイパス

国道379号の内子東バイパスは、愛媛県喜多郡内子町と上浮穴郡小田町の町境(現在は合併して内子町)を跨ぐバイパス道路で、何段階かの暫定開通を経て平成22(2010)年に全通しました。このうち筏流橋(L=72.2m)について、平成20(2008)年から同22(2010)年にかけて定点撮影を実施していたので以下に紹介します。
なお、当初の計画では筏流橋の東側に梅路トンネル(地図上の青点線)の掘削が予定されていましたが、いつの間にか現道拡幅に変更されていてトンネルが建設される事はありませんでした。


[国道379号線・筏流橋定点撮影]の続きを読む
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桃木坂01
桃木坂旧道

須崎市と佐川町を結ぶ国道494号は四国新道の一部として明治22(1889)年に開通しました。四国新道とは大久保諶之丞の提唱によって建設が決定した丸亀~高知~松山及び佐川~須崎を結ぶ四国初の広域幹線道路で、現在の国道32号、33号、494号(佐川~須崎間)の原形になったものです。馬車の通行を念頭に置いていたため、広い幅員と勾配を抑えた近代的な道路であり、佐川~須崎間は平成4(1992)年に斗賀野トンネルが開通するまでは明治時代と殆ど変わらない道筋でした。
この中でも特に特徴的だったのが須崎側の連続ヘアピンカーブで、四国新道の建設理念である広幅員と緩勾配を体現するかのような構造でしたが、さすがに現代の交通事情にはそぐわず、 当該区間には佐川・吾桑バイパスの新道(第2工区)が真っ先に暫定開通しました。


[旧国道494号線・桃木坂]の続きを読む
吾桑トンネル00
斗賀野トンネル
(国鉄・高知線開業記念絵葉書)

現在の土讃線のうち須崎~日下間は国鉄・高知線として大正13年(1924)に開業。
高知~須崎間の鉄道敷設には高岡町(現・土佐市)と佐川町の間で激しい誘致合戦となり、当初は県道高知中村線(現・国道56号)に沿った高岡ルートが優勢であったものの、最終的に愛媛県との連絡に優位な佐川ルートが採用となったため、須崎市と佐川町境の斗賀野峠に斗賀野トンネル(L=1953m)が掘削される事になりました。


[旧国道56号線・吾桑隧道]の続きを読む
下山隧道01
下山隧道 佐川側坑口

高知県高岡郡佐川町内の県道297号・岩目地佐川停車場線には土讃線の築堤を潜るアンダーパス的な下山隧道があります。
構造的には前回紹介した田井橋梁と同じく鉄道橋に属するような気もするけど、こちらは隧道リストにも掲載されているれっきとした隧道の扱いです。隧道リストに記載されている下山隧道の竣工年は、土讃線の須崎駅~日下駅間の開業年と同じ大正13(1924)年となっていました。しかし大正隧道ならもう少し坑門に飾り気があっても良いのにな。


[高知県道297号線・下山隧道]の続きを読む
銀天街01
昭和30年代頃の松山銀天街①
(湊町4丁目付近)

松山銀天街は旧称を湊町商店街といい、藩政時代には既に商店街が形成されていたと言われています。明治21(1888)年に松山駅(現・松山市駅)の開業してからは、大街道と共に駅と県庁、市役所等が建ち並んでいる一番町を結ぶメインストリートとして機能するようになり、沿道の商店は大いに繁盛したものの、昭和20(1945)年7月26日の松山大空襲によって湊町を含む城南地区一帯が焼け野原となってしまいました。
戦後、湊町商店街が本格的に復興を果たしたのは昭和28(1953)年。この時に県内で初めてアーケードが設置されて、銀色に輝く天井は銀天街の名前の由来になりました。なお、初期のアーケードは三角屋根でしたが、昭和41(1966)年の更新時には平屋根に改められています。
絵葉書の撮影地については、写っている商店の中で唯一「とかげや」が現存していたので、湊町4丁目であると判明しました。


[松山銀天街]の続きを読む
天理の白看01
「↑天理10km、日笠5km→」

平成18(2006)年に奈良県天理市の非名阪(国道25号)で見付けた白看を、平成27(2015)年に再訪したところ既に撤去済である事を確認しました。


[非名阪の白看(奈良県天理市)]の続きを読む
北山崎村01
郡中栄町の追分
(平成20年6月29日撮影)

愛媛県伊予市の郡中栄町は大洲街道が中山、大洲方面(国道56号)と上灘、長浜方面(国道378号)への二手に分岐する追分の地でした。昭和38(1963)年頃に国道56号は現在の経路にバイパスが通り、昭和50(1970)年頃には追分のY字路を横切るように国道378号のバイパスが開通したため、現在のような五差路交差点になりました。


[旧国道56号線の白看(愛媛県伊予市)]の続きを読む
徳浦隧道01
徳浦隧道 臼杵側坑口
(平成12年2月撮影)

書庫の整理をしていると18年前に撮影した改修前の徳浦隧道(大分県津久見市)の写真を発見しました。この当時の自分はまだ10代だったんだと思うと感慨深いものがあります(数ヶ月後には20代になったけど)。
徳浦隧道は津久見市内にある旧国道217号の隧道で、昭和52(1977)年に新臼津トンネルが開通した後は、路線番号が同じ県道217号・臼杵津久見線に指定されています。

【徳浦隧道】
昭和11(1936)年竣工
延長62.0m、幅員4.5m、高さ4.5m


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箱崎ロータリー00
箱崎PA付近

首都高には通常の高速道路ほどにはPAの案内がされていないため、慣れない者にとってはトイレ休憩の予定が立てにくいものです。6号・向島線を走行中に箱崎JCT付近でPAの案内標識を見かけて入ってみると、そこは初見殺しのロータリー式PAでした。
箱崎PAは6号・向島線に9号深川線が合流する箱崎JCTの下層に設置されており、それぞれの本線への入出路に加え、下道への出入口が二つ(箱崎、浜町)に清洲橋出口も設けられている事から、いずれの方向に向けても円滑に出入りできるようロータリー式が採用されているのでしょう。


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河口隧道16
河口二号隧道 西条側坑口

それでは50年前に廃隧道となった二号隧道の内部を見ていきましょう。内部は緩やかなカーブを描いていますが、正対すると出口が見えています。これまでの三号、四号隧道よりは幾分長く延長3~40mと言ったところでしょうか。隧道リストでは何故か二号隧道だけ記載が漏れているので正確なスペックは不明です。


[愛媛県道12号線・河口隧道群【後編】]の続きを読む